地方移住について考えてみる
地方出身ということを実はちょっとコンプレックスに感じでいるさやかさんです、こんばんは。
少しずつ都会に近づいてきて、今年、名古屋まで進出してきたところですが、最近、地元に帰ろうか真剣に考え始めています。
ただやはり、10年以上住んだ地域から離れることは勇気がいることなので、デメリットも考慮した上で、最終決断しようと思っています。
そもそも、"地方"って?
私が思う"地方"の定義は、例えば、
・(東名阪などの)主要都市部まで片道2時間もしくは5,000円以上かかる
・最寄駅が最寄ってない
・大学進学=実家を出る前提になる
みたいなことかなと感じています。
もちろん、地方の中でも程度があると思っていて、地方でも特段隅っこの方、いわゆる山奥とか、孤島のようなところには住みたくない派閥です。
理由は、土砂崩れなんかで道が塞がれた日には、多大な人に迷惑をかけるから。そこに住める人は、そういうことがあるかも、という覚悟がある人だけだと思います。
世の中の声は?
地元に戻る、すなわちUターンについて思い立ったので、あえて地方移住についてネガティブな情報を集めてみると、
・刺激がない、つまらない
・コミュ力が必要
・希望する仕事がない
・なんやかんや不便
などの意見があるみたいです。
確かに、都会で生まれ育ったような、あることが前提の人からすると、相当なカルチャーショックかもしれません。我々が初めて東京に行ったときのような。
地方→都会より、都会→地方の方が難しそうなイメージ
なんとなくふと、「都会生まれで地方に移住すること」は、「ずっと文系だったけど、急に理系になります!」くらいにハードなことかもしれないなぁなんて思ったり。
つまり、制度的には可能だけど、実質ほぼ不可能ってことかな、と。
Uターン組は多少なりとも地方の暮らしがどんなものか想像できる…はずなのですが、大人になってからあまり訪れていないときは、感覚に乖離が出るかもしれません。
その点、私は、そこそこ便利な地方から、それほど都会すぎない東海という土地に来たので、振れ幅としては少なめですし、帰省するときは数日滞在したりするので、感覚の乖離は少なそうです。
大人になってどこかに移住するリスク
そもそもの話。
どこであっても、どこかに移住するときには、リアルで繋がっている人間関係をほとんど切ることになります。
それが、かつて住んでいた場所に戻る場合であっても、そこにある人間関係はもうかつてのものとは違うものになっているでしょう。
つまり、ビジターとして、ゼロからコミュニティに溶け込んでいく必要があって、いい大人にとっては、なかなか大変な話だと思っています。
その点、自営業系の仕事よりも会社員の方が、取り急ぎの仲間は作りやすいかもしれませんね。私もこちらに来たときは、同僚経由で趣味のサークルを紹介してもらったのは、よいきっかけになったと思います。
最終的には、天秤にかける
結局、失うものも得るものもあるので、得られるものの期待値を最大化させながら、どちらが自分にとってベターな選択肢か考えるだけなんだろうと思います。
家族がいないと、気にすることが少なくてらくですよね。(笑)
それでは今日は、この辺で。