今年も、最低賃金が上がるようです
最低賃金水準で働いているさやか先生です、こんばんは。
先日からにわかに盛り上がっている最低賃金ですが、愛知県では、今日いよいよ50円の引き上げで答申したようです。現在の最低賃金は1,027円ですので、1,077円まで引き上げられるということですね。
まだ決定ではないようですが、今回も過去最大の引き上げ幅が予定されており、おそらくこの流れは抗えないものなのでしょう。
私や私の周囲への影響
昨年の最低賃金改定の際にも時給が上がりましたが、また今年も上がることが予想されます。ただ、時給が50円上がったところで、働く時間が短いので、まだ誤差の範囲かな、と思います。
それよりも影響が大きそうなのは、扶養内で働く皆さんの働ける時間が短くなることじゃないかと…。ただでさえ人手不足なのに、拍車がかからなければよいのですが。
両手をあげて喜べない人もいるのが現実だと思います。
会社の対応はどうなる
将来的には1,500円の水準を目指すとの話もあり、会社にとっては相当なコスト増を強いられるのですが、そのまま丸腰で利益を削っていくとも思えますせん。
実は昨年の最低賃金引き上げに伴い、昇級幅を少し狭めたのではないかという疑惑を持っています。
真相はわかりませんが、昇給額が少ないと、どうしても働くモチベーションに繋がりづらく、優秀な人材を繋ぎとめておけなくなってしまうのではないでしょうか。
人材確保戦国時代へ
でも、最低賃金の引き上げは、捉えようによっては、間口が広がる可能性もあるのかもしれません。
例えば、時給1,100円の仕事Aと、時給1,300円の仕事Bがあったとして、仕事Aの方が多少魅力的でも、仕事Bを選ぶ可能性は大いにあります。それがもし、仕事Aの時給が1,300円まで引き上げられたにも関わらず、仕事Bの時給が1,300円のままだったら…?
これは例えばの話ですが、平均以下の給与水準の仕事では、人材の取り合いが今以上に激化していきそうです。それでも、過酷な労働環境は淘汰されないような気がします。
私個人としては、世の中を静かに見守っていきたいと思います。。。
それでは今日は、この辺で。