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元会社員がiDeCoについて考える(後半)
さやか先生です、こんばんは。
昨日は、iDeCoを受け取る時の退職控除額が掛金拠出月数で決まる、という話までしました。
前半の内容が気になる方はこちらをご覧ください。
しかし。
私はiDeCoの残高はありますが、iDeCoに掛金を拠出したことはないんです。
じゃあ控除がゼロかというと、そうではなく、iDeCoに移管したDC(確定拠出年金)の加入月数、つまり、前社で勤めた勤続年数が当てはまる…はずです。
実はここはちょっと自信がないのですが、また時間があるときに詳しく調べようと思います。
できれば非課税で受け取りたい
拠出のときに掛金が控除できても、受け取るときに所得税がかかっては、本末転倒…までは言わないですが、資金拘束して課税時期をずらしているだけなので、NISAを優先する方がよさそうです。
では、今、このまま60歳になった場合、どうなるかというと、控除額は、
40万円 × 10年(勤続年数)= 400万円
となり、現在の残高が500万円とすると、100万円分が課税対象となるわけです。
しかも、あと数十年、放っておくだけでも今以上に増える可能性の方が高いので、課税対象額はもっと増えることが予想されます。
拠出している期間が長ければ長いほど控除額は大きい
勤続年数(拠出月数)に比例するので当たり前のことを繰り返し言ってますね。(苦笑)
私の場合、保有してる資産に対して、加入年数が短いんですよね。自分が掛けた拠出金額は400万円くらいなので、上昇分が全て課税されてしまう、という状況です。
でもまだ時間はある。
とてもシンプルな話で、少額を掛けておけば、残高はそれほど増えないけど、年数は伸びて(=退職控除が増えて)全額非課税で受け取れる計算になります。
私の今の属性では月23,000円掛けられるのですが、上限まで掛けると今狙った効果が得られないので、数千円くらいがちょうどいいのかなと思いました。
あとは、今年の所得とNISAとのバランス見ながら調整といったところでしょうか。
結論
ケースバイケース!
人によって最適解が異なるため、あまり参考にならないかもしれませんが、iDeCoに興味を持つきっかけになれば幸いです。
制度も都度変更されるので、興味を持ったタイミングで調べて、実行するのが得策ですよ。
それでは今日は、この辺で。