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【MTG】【スタンダード】緑単エルフでミシック到達したシルバーバレット戦略

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ファウンデーションズでエルフの強化が入ったので、ついに成立した緑単エルフ。
なんか緑じゃないカードもちらっと見えますが、ちゃんと出せます。


デッキリスト


デッキ
4 イコリアへの侵(しん)攻(こう) (MOM) 190
4 ラノワールのエルフ (FDN) 227
4 ドゥイネンの精(せい)鋭(えい) (FDN) 218
2 葉(は)冠(かんむり)の幻(げん)想(そう)家(か) (DMU) 167
4 ラノワールの壌(じょう)土(ど)語(がた)り (DMU) 170
1 魂の洞窟 (LCI) 269
1 再(さい)利(り)用(よう)の賢(けん)者(じゃ) (FDN) 231
4 エルフの大(だい)ドルイド (FDN) 219
2 起(き)源(げん)の波(なみ) (FDN) 221
2 親(しん)族(ぞく)旗(き) (FDN) 127
1 議(ぎ)事(じ)会(かい)の顎(あご)、ヴォジャ (MKM) 432
20 森 (FDN) 281
4 傲(ごう)慢(まん)な完(かん)全(ぜん)者(しゃ) (FDN) 719
4 シタヌールの重(じゅう)鎮(ちん) (BRO) 175
1 三(さん)本(ぼん)木(ぎ)市(し) (BLB) 260
1 猛(もう)打(だ)者(しゃ)、タイヴァー (DSK) 202
1 人(じん)狐(こ)のボディガード (WOE) 39

BO1しかやってないのでサイドボードはありません。


デッキ解説

基本的には先行有利のアグロです。

わかりやすいアグロ

1ターン目:「ラノワールのエルフ」→3ターン目:「エルフの大ドルイド」の流れが一番強いです。

「エルフの大ドルイド」から大量のマナが出るので、そのマナで「イコリアへの侵攻」から「議事会の顎、ヴォジャ」を出したり、「親族旗」を出して決めます。

ファウンデーションズで複数のロードが追加されたので、

・「葉冠の幻想家」
・「エルフの大ドルイド」
・「傲慢な完全者」

の3種類で全体を強化できるようになりました。

4マナのロード「光葉の将帥、ドゥイネン」は微妙に重いのと、どうせならもう1マナ出して「親族旗」を出した方が強いので不採用です。

土地が森だけで緑単なのに「議事会の顎、ヴォジャ」と「人狐のボディーガード」が入っていますが、これらは「イコリアへの侵攻」で出します。


緑単で「イコリアへの侵攻」によるシルバーバレット戦略

「イコリアへの侵攻」は、Xマナ以下のクリーチャーをライブラリーか墓地から出します。
これを4枚挿しすることで、緑以外の1枚挿しのクリーチャーを使い分けるシルバーバレット戦略が可能になりました。

イコリアの侵攻で出すカード
・議事会の顎、ヴォジャ(全体強化)
・人狐のボディーガード(致命的なクリーチャーの除去)
・再利用の賢者(アーティファクト、エンチャント破壊)
・猛打者、タイヴァー(全体強化)
・各種ロード

「猛打者、タイヴァー」は破壊不能が強く、「エルフの大ドルイド」で大量のマナが出るので全体強化の能力もよく使います。
ですが伝説なので、複数枚あると手札で腐る場合があります。
「イコリアへの侵攻」を採用することで、こういう伝説の複数枚採用のデメリットを減らしています。デッキの圧縮とも言えるかも。

また、「イコリアからの侵攻」は墓地からも場に出せるので、手札に来てしまうと出しにくいヴォジャの枚数を1枚まで絞ることができるだけでなく、相手の手札破壊でヴォジャをあえて捨てて墓地から出すルートにするというプレイングができます。
手札破壊を一回すかせるのはうれしい。

一応ヴォジャや「人狐のボディガード」は素出しできないこともないので、やはり緑単と言い張るのは無理があるかもしれない気もしてきましたが、そこは触れないでほしい。
ちなみにエルフデッキというのは好きな色マナが出せるカードが自然とたくさん採用でき、緑以外のカードの素出しも一応できるようになっています。

好きな色マナが出るカード
・「シタヌールの重鎮」
・「ラノワールの壌土語り」
・「魂の洞窟」(狼を指定)
・「三本木市」(エルフの数だけ好きな色マナが出る)

「イコリアへの侵攻」以外にも、「起源の波」でめくれると色関係なく出せるのも覚えておきたいところです。


「親族旗」と「起源の波」は思ったより強かった

ファウンデーションズのドラフトで特に人気のない「親族旗」「起源の波」は、おかげで集めやすく、このデッキでは大活躍します。

「親族旗」は5マナなので「踏み荒らし」と選択になるかと思います。
踏み荒らしと違ってトランプルがつかないのですが、これを出す頃には場にエルフが3〜4体いるのが普通なので、全体強化の数字を取るなら「親族旗」です。
また、「親族旗」が残っている限り全体修正が続くので、次のターン以降や全体除去で流された後も修正が続くのはうれしいポイントです。

基本的には親族旗を出したターンにゲームが決まることが多いですが(「三本木市」や「エルフの大ドルイド」単体からのマナで出せることも多いため、他が全員殴れる)、後に残ることも考えて踏み荒らしより強力だと思っています。
場にエルフが2体のときは踏み荒らしの方が強いですが、そういう場面で全体強化をすることはほとんどないので、やはり「親族旗」推しです。
ぜひこの爆発力を体感してみて欲しいところ。
もしかしたら4枚でもいいかもしれません。言い過ぎか。

「起源の波」は全体除去で流された後の再展開や、ヴォジャを出した次のターンに殴る前に打ってエルフの数をかさ増しするのに使います。
弱めのエルフばかり展開してしまっている時に、「エルフの大ドルイド」から打ってヴォジャやロードをめくる展開も狙えます。
最初は1枚挿しでしたが、思ったより活躍するので2枚になりました。


ヴォジャは個人的な思い入れのあるカードで、マジックを始めたての初代ラヴニカの頃に「トルシミール・ウルフブラッド」を切り札として使っていた過去があります。
ぜひ新しいヴォジャも使いたいと思っていたので、ファウンデーションズでエルフの強化が入った以上、エルフ・ヴォジャデッキをやるしかないとこのデッキをつくりました。

エルフデッキ、特に緑単がお好きな方はぜひ真似して使ってみて感想をコメントしてくれるとうれしいです。

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小夜夏ロニ子
いただいたサポートでえっちな作品を購入し、私の小説をよりえっちにします。