文章表現の先にある、世界が見えたなら。
「私は何を伝えるために書くのだろう?」
私はライターとして活動しようと決めてはみたものの、何のために書くのか、その答えをいまひとつ見出せずにいました。
これまで、人の想いや情熱の部分にフォーカスした文章を書きたくてインタビュー記事を書いてきました。
感情や人の感性について書くことに確固たる想いだけはありましたが、”想いがあることだけ”が唯一わかっていること。ただ、具体的なカタチで落とし込めていない感じが続いていたんです。
誰もが発信する世の中で、言葉が溢れ返っている世界で、私が発信する意味は何なのか?多くの発信を目にしていく中で、ちょっとよくわからなくなっていたのだと思います。
ソレナメディアと出会ったのは、ちょうどそんな答えの出ない問いをしていたとき。
文章の力で、日本から世界を変えていくと宣言してみる。(ライター募集)
友人から教えてもらったソレナメディアのライター募集要項のタイトルを見たとき、文章表現の先にある世界を垣間見た気がして、ワクワクしたのを今でも覚えています。何の迷いもなく、即応募しました。
今この文章を書いていて改めてわかったのですが、私は文章を使って「世界観」を見せることで「新たな世界」をつくりたかったのです。
「世界」という言葉は大きく聞こえるし、どこまでの範囲なのかどんな規模なのか、今はまだよくわからないのが正直なところ。
でも、文章で伝えることで、読む人の感覚が呼び起こされたり、感性がより豊かになれば。
そこからまだ見たことも感じたこともない、新しい世界が生まれ続けると思っています。私がつくりたい世界はそういう世界です。
ソレナメディアと出会えたことで、「私は何を伝えるために書くのか?」その問いに答えを見出すきっかけを頂けたと思っています。
探求は始まったばかり。
実際に記事を書いてみてこそ、得られるものがあります。こちらのnoteでも、追々綴っていきますね。
さて、今回はソレナメディアで書かせていただいた最初の記事である、株式会社茶淹様の美濃加茂茶舗 伊藤尚哉さんのインタビュー記事を紹介させてください。
冒頭はこんな文章からはじまります。
あたり前すぎて気づかなかった。身近なものほど、心を惹きつけられるような、よさやおもしろみがあることを知らず、わかったつもりになっている。
毎日飲むお茶は、私に新たな世界を与えてくれました。
ほっと、落ち着けるお茶を飲みながら読んでいただけたらうれしいです。