【モネ 睡蓮のとき】彩りの世界に浸ってみて思ったこと
「天国がこんなにきれいなところやったらええなぁ」
国立西洋美術館で10月5日から開催されている展示会「モネ 睡蓮のとき」に母と2人で行ってきました。冒頭のことばは母の感想です。
モネの作品の数々は、色とりどりの霧が漂っているかのように見えました。
「キレイ、あざやかということばでは言い足りない美しさをどう表せればいいのだろう」
そう思っていましたが、"この世のものではない"感じがするなぁと母のことばでちょっとしっくりきた気がします。
写真撮影がNGだった作品たちが特にそんな感じで、見たことがない沸き立つ彩の世界が広がっているようでした。
モネさんからすると、目の前で見えてる世界をどう表現しようか試行錯誤だったかもしれません。
でも、見る人によってはいろんな見え方があって、
「世界はこんなにも美しいんだ」と現実世界の美しさに気づく人もいれば、
「こんな美しい世界に行きたい」と現実世界とは別ものだと捉える人もいます。
アート作品の前だと、いつでも誰でも心は自由で、そんなアートの世界がやっぱり私は好きだなと思いました。
最後に余談を。
冒頭の母のことばに
「天国がこんな世界かどうかは、自分の心次第ちゃう?(笑)」と返答した娘の私。モネの彩の世界を、心にいつもイメージしていたおきたいです。
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