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【マンガvol.24】マニキュア塗った直後にやっちゃいけないNGなこと1

✅次の話↓


「マニキュアって3日しか持たない」
「マニキュアを3日おきに塗り替えてます」

こういうことをよく聞くし、ネイルの世界に入るまで私自身もそう思っていたよ。

でも実は、マニキュアは「きちんと乾かす」ことで1週間程度はきれいに持たせることが出来る便利なアイテム

それにはいろんなコツがあるんだけど、1つは「マニキュアを塗ったその日にお湯に触れない事」

理由はお湯を使うとはがれやすくなってしまうから。

こういうことを知っているとマニキュアをもっと楽しめるようになるよね!

マニキュアって3日しかもたない、って言われるけど、実は完全に乾くまで感覚としては2日ぐらいかかる。

その間によれたりするとそこから水が入って3日目にはがれる、というわけ。

だから私のサロンでは

塗った後の20分→何も触らず乾かす
塗った後の2時間→強く爪をぶつけないように注意
塗った後の2日→爪を酷使しないように注意

こうやってお客さんに注意してもらうようにお願いしてるよ。

これで1週間程度きれいに持つお客さんは結構多い。

マニキュアを持たせるためのコツは、塗った初日にできるだけ指先を使わないこと。
さらにお湯もできたら使わないほうがいい。

こんなことを言うと「めんどくさい」「やっぱりジェルのほうがいいじゃん。」と思うかもだけど、実はお肌の為にも良いんだ。

お湯をたくさん使うことで指先の潤いが流れてしまい、手荒れの原因に。

指先を大事にする事は手の美しさにもつながるんだ。

もともとマニキュアが発明された当初、マニキュアは「家事をしない富裕層の女性」がするものだった。というのも、マニキュアが乾くまでに半日かかったからなんだ。


指先を酷使するのもいいけど、たまには指の腹を使ったり、ゆっくり過ごしたり、マニキュアは心に余裕のある女性向きだと思ってるよ。

今回はこれで最終回。
実はジェルは今でこそ100均とかで気軽に買えるようになったけど私がネイル業界に入った2013年頃はジェルはサロンでしかできなかった。

マニキュア→家
ジェル→サロン

こういう位置づけだったんだ。

さらに「ジェルよりもマニキュアの方が爪に悪い」と言ってネイル業界全体でジェル推ししてた時期もあったために、マニキュアって言うとネイルの2軍みたいな扱いの時期もあった。

私がやってたネイルサロンは当初「マニキュア専門店」だったのでそういう業界全体の流れもあって逆風だった。

開店当初、数人の女子が店の前で立ち止まって
「あ!ネイルサロンだ!」
「あ、でもここってジェルやってないんだもん」

と言って通り過ぎていったこともあるぐらい。

確かに「自分で塗れる」手軽なマニキュアは下火になってきた感があるよ。

ネイルサロンでも単価が安いのが理由だけど、それ以外に「どうせサロンでお金を出してやるんだったら家で出来ないジェルがやりたい」というお客さんの需要も後押ししてる

でも今は100均でもジェルが買えるぐらいだから「ネイルサロン=ジェル」で売り出すのは無理が出てきた。

一時期はネイル業界でも「あなた!ジェルを友達にやってあげるなんてなんだと思ってるんですか?友達の一生を背負う覚悟あるんですか?」とかヒステリックに叫ぶお姉さまネイリスト方々がいたけど、

今では100均ジェルが普及してきたせいもあり「ジェル→私たちネイリストしか扱えない孤高のネイル」ということもないから独占的なビジネスではなくなってしまったよね。

もちろん「アートを極める」というのも手だけどSNSが普及してきたアートもずいぶん高度化してきた。

アートの流れに追いつくだけでも大変。
F1レースに出場するようなものだと思ってるよ

だからこそ原点回帰(げんてんかいき)してマニキュアに戻る、という言うやり方も(ビジネス的にも)アリだと思う。

★★★

ここまでお読みいただきありがとうございました。
他の記事はうつみさや✨の「マンガで学ぶネイルの話」で連載中!
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