今年の土用は冷える

不調が続くと本当心が働かなくなる。

「不調だと頭が働かない」という経験をしている人も多いと思うけれど、不調だとそれ以上に心が働かなくなる。

頭というのは、なんだかんだ無理矢理にでも動かすことはできる。
けど、心というのは「感覚」に近いので、動かそうと思っても動かないからやっかいだ。

もう締切のラフ案を仕上げねばならないのだが、まったくもってアイデアが思いつかない。

つくづく体調管理こそが、人生を豊かにすると反省する。

今年の土用は雨が多い。毎年の経験として、GW周辺に雨が多い年は不作な気がする。変に偏った天候のときは、地中のバランスが崩れるので害虫も発生しやすいような気がする。

そのかわり、秋冬は乾燥しやすいので大豆や菜種は育ちやすいかもしれない。

ある一つの作物だけ見ると、「あぁ、不作だ」と嘆きたくなるけれど、大きな流れで見ると、豊作不作は両方バランスが取れている気がする。

なんだかんだ、自然というのはよくできているな。今年の田植えも楽しみだ。

そして、そんな自然界のように、上手にバランスをとれない私の体。

やっぱり、不自然な食生活と、不自然な時間を過ごしているせいだろうか。

自然のサイクルに沿って生きることが大事。と、いつも気づかせてくれるのは土用の期間である。

不調になりやすいのは辛いけれど、人間として生きるためには本当に気づきだらけのありがたい期間だ。