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6.ワークフローのテスト
画音のワークフローのテストを行う
各部署との打ち合わせが終わったら、クランクインの前に、是非ともやっておきたいことがあります。
画と音のデータで、ワークフローのテストです。
初めて作業するワークフローやラボの場合なら特に、やっておいたほうがいい行程です。
何度かやったことのあるフローを、何度か仕事させていただいたラボや録音部さんとやる場合は、ここを省いてもいいかもしれません。
画のテスト
カメラテストの画をもらい、それを指定の圧縮率で編集機に取り込みます。
いくつかカットをつないで、オーバーラップやフェードイン、リサイズなどのエフェクトをかけます。
その編集データを、本編作業を担当するラボなどへ渡します。
・EDL
・AAF
・ガイドのQT など
音のテスト
録音部さんにテストで録った音をもらいます。
画と同様、いくつかカットを切り出し、つなげていきます。
並べたシーケンスのデータを、録音部さんへ渡して確認しもらいます。
・AAF
・つながった音のwav データ(確認ガイド用)
・必要ならばガイドのQT
データが開けるか、開いた音が元の音にリンクするか、ガイドとずれていないかを確認してもらいましょう。
問題があった場合、何か原因か突き止め、スムーズにデータのやりとりが
できるまで続けます。
これをしておけば、編集後のデータ出しの時にアクシデントが起きるの
を防げます。
画と音のテストを別々に書きましたが、同じデータを使用して行うことが増えてきたように思います。