保育園で学ぶ~これは素晴らしい!~フランス
人が自分の感情を理解して
一人でコントロールできるようになったり
高ぶった感情を静められるのは
7~8歳頃からだという。
それまでの子どもは
周りにいる大人のサポートがないと
気持ちを落ち着かせることができないとか。
次女が通っている保育園では
園児が自分の感情に気付けるよう
コメディアンを招き
感情を表す言葉や体の反応を
考える時間を設けている。
小さな子供は大人ほど
細かく感情を見極めることはできない。
それでも、4つの感情のグループを学ぶ。
①喜び
②悲しみ
③恐れ
④怒り
喜びはジャンプ (上)
悲しみは沈む (下)
恐れは後ずさり (後)
怒りは前のめり (前)
と体が反応して動く方角を学んだり
喜び=幸せ、陽気、嬉しい
悲しみ=恥ずかしい、悲しい、がっかり
恐れ=不安、恐れ、怖い
怒り=イライラ、怒り、激怒
など感情を表す言葉を学んだりしている。
子どもが言葉で上手く表せなくても
体が反応している場合もあるため
子どもの体がどの方向に動いているか
観察するのもいいそうです。
これに加え、気持ちが高ぶっている時に
気軽にできるジェスチャーや体の動きも
この保育園では教えている。
そして、どんな感情もOKということも
しっかりと伝えているのです。
日常生活する中では
怒り、悲しみ、恥ずかしいという
3つの感情が混じるなど
色んな感情が入り混じり
一言で言い表せないこともある。
でもこれを学ぶことで
自分で感情がコントロールできなくても
どんな気持ちなのか、気付き
近くにいる大人に伝えられたら
周りの大人がサポートできる
そして、小学生に入ってから
自分で気持ちを理解して
早めに静めることができるようになる
ということが期待できるそう。
この感情への取り組みは本当に
素晴らしいなと思う。
小さい頃から自分の感情を知り
どんな感情もOKだし
色んな感情を持っているのは
人間として当然のことということを
なんとなく心に留めておく。
またいくつかの対処方法を知ることで
自分と感情を切り離す練習ができたり
感情と上手く付き合っていく方法を
身に着ける練習ができる。
そして、そんなことを子どもが学んでいる
と知った周りの大人もまた
上手く、サポートしていける。
子どもは忘れてしまう可能性もあるので
一人で管理することが自然になるまで
感情を表現し付き合い
時にはコントロールすること
サポートしていきたいものです。