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結婚相手はフィーリング?(ラブ・イズ・ブラインド一部ネタバレに注意!)

もしも独身でこれから結婚相手を探すなら、どんな人が良くてどんな人だとムリ…って思うのか想いを馳せてみた。

こんなことを書いているのは、Netflixで『ラブ•イズ・ブラインドJAPAN』を観たから。

ラブ・イズ・ブラインドって、相手の姿は見ずに声、主に会話だけで結婚相手を決めるドキュメンタリー番組なのだけど、その中で決め手になるのって何なのだろうね。ルックス、外見の情報はないから、声のトーン(抑揚)、話したときのフィーリング、手紙の文字で決めることになる。人が人のことをイイ!って思う瞬間ってどんなときなのかが気になり、ついつい観てしまった。

成立したカップルをみると、共通点がある、会話がはずむ、なんかいいな〜と感じる瞬間が重なる。真剣に向き合ってくれる姿勢だったり、誰かと誰かを天秤にかけたりしない誠実さも大事なようだ。もちろん、どんな仕事をしているかなど、情報として相手に渡るのだけど、外見をいっさい知らないって面白いと思う。なぜなら、人って外見で判断している部分が多いから。

結婚を前提としているお付き合いだから、もちろん結婚生活の話題にもなる。その中で、ちょっと心に引っかかる男性がいた。経営者の方で、生活の面倒は全て見るから料理はしないよ、という男性だ。ある意味、男らしい!生活の面倒をすべてを見てくれるなんて、今どき珍しいんじゃないだろうか。専業主婦希望で、料理が趣味の人には好条件の人だろう。

我が家の場合は共働きで、ほとんどの家事を私が請け負っている。私だって人間だから病気にもなる、料理(家事)ができない日もある、そんなときは夫に助けてもらっている。家事のほぼ全てをしている私でも料理はいっさいしないよーって結婚する前から主張してくる人は結婚相手としてみると、厳しいものがある。

それを男の人に置き換えるとね、結婚する前に女性から「私、結婚したら働きたくない。昔から専業主婦が夢だった。結婚したらあなたに生活の面倒をすべて見てほしい」そんな感じ。ど、ど、どう…!??

どんな気持ちになる?

ほんとに、ほんとに専業主婦希望で、料理が大好きな人だったらマッチするんだろうね。結婚生活って長く続くと色々ある。仕事をバリバリしていた人が病気になることもある。どうしても、料理(掃除や洗濯も)をしなければいけないときがある。結婚するなら料理(家事)ができることが条件、男子厨房に入らずを全面に訴えてくる人って、しんどいかもしれない。

料理ってメニューを決めて、食材を購入して、下拵えをして、家族が嫌いな食べ物は出さないようにしてと、HPもMPも両方、消費する作業なんだよね。正直すごく大変!料理をしない人に限って、毎日続けることや予算内でやりくりしながら美味しいご飯を家族に提供し続けることがどれだけ大変かって伝わらないんだよね。

じゃあ、料理(家事)をしたくないことをどう伝えれば良かったのか…

「結婚を考えているなら、自分の欠点も伝えないとフェアじゃないよね。僕は◯◯という会社を経営していて、多忙でね…。仕事ばかりで生きてきたから、家事に自信がないんだ。特に料理が苦手でさ。今って、男女共に料理をするのが当たり前の風潮だろう…?料理が苦手な男を結婚相手として、どう思う?やっぱりイヤかな?」

こんなふうに、問いで相手の出方をうかがってみるの、どうだろうか。

料理ができる・できないは問題じゃなくて、やろうとする姿勢があるかどうか、妻が体調不良のときは支えてくれるかどうか、相手を理解しよう、歩み寄ろうとする姿勢があるかどうかが大事な気がする。

ただ、男性の気持ちになってみると、結婚するのだから、最初からその条件を全面に出してくれるのはある意味、誠実でもあると思う。冒頭に書いたように、専業主婦希望で、料理好きな人にはマッチするだろうし、結婚相手として魅力的に感じると思う。人の考えって色々。希望を言うのは大事。あとはお互いにどこまで擦り合わせることができるかだよね。

実はまだ、観はじめたばかり。人の恋愛や結婚観って面白くて、続きを観るのが楽しみだ。出演者のイケメンの人、勝手言ってごめんなさい。

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神崎 さやか
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