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ありたい私を言葉にしよう。

SHElikesに入会したのは2023年2月。
体験レッスンを受講したのはその2か月前の2022年12月だった。

変わりたい、変われない、変われるの?、いやいや私は…

同じ職場で働く夫の転職が現実的になってきた頃、私は、「職を変える」という選択があることを初めて知ったに等しかった。

役所に勤めて10年目。転職なんて考えたこともなかった。
幼いながらにいつも思ってた「目の前の人に笑っててほしい」という思いが、歳を重ねるにつれて将来の「仕事」に形を変え、大学で福祉を学んだ。
幸い、今の職場でも福祉の専門職(厳密に言えば「一般事務採用」だが、いいように「専門職」扱いされている)として、現場経験を積み、中堅職員となっている。

がむしゃらに働き、時々、住民に感謝され得られる「やりがい」を胸に走ってきた。3年目くらいまでは当たり前にしんどくて、でも、それはまだ私が若くて経験が少ないからだと思って。
5年目以降、ある程度慣れ、積み重なった知識と経験が身を結ぶようになってきた。それでも「このままでいいの?」と思いながら騙し騙し走っていたように思う。

私がやりたかったことって本当にこれだっけ?

私は、自分でイメージできないことは、自分の未来にはないことだと思っている。自分が管理職になるイメージがいつになっても持てなかった。

管理職になるのは早ければあと10年後。
その頃私たち夫婦に子どもはいるだろうか。いたとして、仕事で一杯一杯の私は、果たして子どもに寄り添っていけるだろうか。保育園から帰ってきた子どもの話をゆっくりと聞いてあげられるだろうか。子どもの些細な変化に気づき、ヤンチャな悪戯も笑って許せるだろうか。

そんなことを考えながら過ごした。

夫が転職する。そのタイミングで「私も辞めたい」と言えなかった。
夫の転職先も安定しているとは言い難い。そんな中で私も職を変えたいだなんて、言えなかった。二人して不安定になったら、余裕がなくなり喧嘩が絶えないのではないかと不安だった。

しばらくは、転職を考える夫を応援することに徹した。

とある日曜日、外出中の夫に、「MacBook借りていい?」とだけLINEした。すぐに返ってきた返信を確認する間もなく、パソコンを開いた。
慣れないzoomにドキドキして、キーボードが手汗で濡れた(夫ゴメン)。

SHElikesの体験レッスンを受講した。
実は、数日前に予約していた。夫がその時間出かけると聞いて、ずっとずっと気になっていたSHElikesのHPを開き、気づけば体験レッスンを予約していた。

緊張のあまり、内容は正直よく覚えていない。
でも、変わりたいと思って自ら行動したはじめての一歩だった。

そこで、担当してくれた方(なんと言うポジションの方だったか…)に、「今の仕事を辞めたい?辞めたいと思う目安はいつ頃ですか?」と聞かれた。

「来年度、2024年3月末で退職したいと思ってます。」

大口を叩いてしまった。と思ったと同時に「私、マジで?」ともう一人の私が驚いた記憶がある。
でも、正直、このかたに出会うことは今後もうないかもしれないし(ゴメンナサイ)、所詮この場の発言。そこまで重く捉えていなかったのが正直なところ。

担当の方は「大体1年ですね。余裕ですよ。じっくり考える時間もあるし、いけると思います。」と言ってくださった。
私、変われるんだと素直に思った。

キャンペーン中で、即日入会を決めればお得だったのに、私は頑なにそれを拒否した。
「家族と相談してから決めたい」という私に、担当の方は「それなら明日中のお返事でも大丈夫です」と言ってくださった。
それでも私は「いや、ちょっと、家族とゆっくり話せる時間が取れなそうで」と言って逃げた。
このあと帰ってくる夫に、唐突に「オンラインスクールに入りたい」と言う勇気がこの時の私にはなかったからだ。
(今思えば、あの時入っていればお得だったのにな、と少し後悔している。笑)

その後2か月の間、私はSHElikesの魅力に取り憑かれていながら、忘れようと必死だった。あの体験レッスンは私の中でなかったことにしたかった。なかったことにしなければならなかった。
だって、夫が程なくして退職すると言っている。収入はどうする?安定の公務員、両親だって心配するだろう。
他人本位で、自分の気持ちなんて無視して生きてきた私にとって、「自分のため」に意思を貫き表明することはとてつもなくハードルが高い

それでもふと、どうにも仕事で心が折れて休みをもらった日、私はまた仕事中の夫に「MacBook借りていい?」とLINEしていた。
「いいよ」と返事が来た後、
「Webデザインのスクール入会していい?」と送っていた。
もう止められなかった。

すぐに既読がついた。

「いいよ。試しになんでもやってみな。」

一人泣きながら入会申し込みのボタンを押した。


私、変われる。私、変わっていいんだと思ったのが2024年2月14日の話。


そして今、2024年3月末付で退職しようと心に決めた。
大丈夫、私は変われる。

自分の想いに素直に生き、ありたい未来を言葉にしていこう。


追伸:夫はいつでも私の一番の味方で、応援者。あの時も、今も「好きなことをどんどんやろうよ!」と言ってくれる。そして、そんな私を「日増しに可愛くなるよね〜」と言って愛してくれる。そんな夫にさえ自分の意思を伝えることにとても時間がかかった。それくらい私はそんな風に自分を置いて
生きてきたのだ、ごめんね私、と書きながら思ったのでした。ちゃんちゃん

#マインドチェンジ #SHElikes #キャリアチェンジ #決意表明

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