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男が振られる歌はたくさんあった。例えば「ルビーの指環」とか
名曲ゥ……
1981年、もう40年前の名曲ゥッ
金爆の話をしながら
「あれ待って、本当に男の振られた歌って結構ある?あるよね?」
と慌てて脳内リサーチしたんですが、特に苦労もせずに発掘しました
しかも令和の価値観おもろいなあと言いながら
昭和も昭和です
結局お前はどっちが好きなのかと言われると非常に困ります
どちらも楽しめる良い時代に生まれて良かった!❤️
個人的な感想を率直に申し上げますと
寺田聰さんのハスキーボイスが2年経っても忘れられないって言ってんの
はーかっこよー
ちょ、惚れてまうわー
でも相手一途なんだわー
にしても2年て、どんだけ重いのよ?
などなど
1曲なのに言いたいことが溢れてきます
というのもこの曲、歌詞の中の世界が確立されており、非常に美しいストーリーを構成しているんです
要約してみるとこんな感じ↓
(恋人が自分の誕生石だと言った)ルビーの指輪を送った、が、彼女とは別れてしまった
でもそのルビーの指輪は返そうとしなくていい、なんなら捨ててほしい
……と願いながらも、
2年経った今でもかつての恋人の面影を見つけてルビーの指輪をしていないか見てしまう
さて、これは重い愛なのでしょうか
それとも深い情なのでしょうか
未だに未練が断ち切れていないのでしょうか
もう一つ、ポイントとして
この歌で主人公が好きと言ってるのは「孤独」だけで、「失った貴女」のことに対して好きや愛してると言った言葉は一切使われていません
けれどもこの曲は確実に大きな想いを引きずり続ける男の歌なんです
こんな物語が哀愁漂うメロディに乗せて心に響くんですわ
そりゃ40年生き残って聴き続けられる訳です
しかし2年経っても忘れられないとか今となってはストーカーと言われてしまいかねない事案ですね
そんな点も含めてまごう事なき昭和の歌
なんでって、多分なんですけど
人の別れを忘れるために、2年って、
昭和の頃ならば決して長いとは言えない期間だと思うのです
SNSで昔の知り合いとサクッとつながる現代社会は出会う人の数も増えてるのですぐ忘れてしまえるけれども、
アナログ時代はただ目の前の人としか繋がりがなかったんですもん
どちらの時代が良いと言うことではないですね
今、ちょろっと確認したら歌詞はかの松本隆氏でした
さすがだ……✨
何にせよ「ルビーの指環」
昭和の良さが凝縮されている一曲です