春告げ草
この梅の最中、中身はあんこでなくお吸い物の具が入っているもの。お歳暮かお年賀に頂きました。(贈って下さったお方に感謝!)
お湯をかけると最中がふやけ溶けてお吸い物に変わる、ちょっと楽しい仕掛け。
すぐ食べてしまうのが勿体なく思い写真に留めル。
真上から見ると家紋の図柄の様な美しさ。
自然をシンプルに図案化した日本の文様って美しく、心惹かれます。
春告げ草とも呼ばれる梅。
奈良時代の頃は花見と言ったら桜ではなく梅の花の鑑賞の事だったそう。
「令和」の典拠となった万葉集の歌も、梅花の歌の序文から。
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『 初春の令月にして 気淑(よ)く風和(やはら)ぎ 梅は鏡前(けいぜん)の粉(ふん)を披(ひら)く、蘭(らん)は珮後(はいご)の香を薫(くゆ)らす』 大伴旅人
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桜の開花予想が早くも耳に入りましたが、梅の開花はまだかな?
調べたら今年の東京の梅の開花予想は2月1日頃だとか。
令和最初の梅の開花がちょっと楽しみになってきました^^ 梅の花見さんぽの予定、立てちゃおうかな。