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イギリス英語と喉仏

最近バイト先でイギリス英語を話すお客様と出会った。
ビックリするぐらい美しくて中性的な男性だった。けれど声はとても低くて聞き取るのが難しかった。瞳の色がセレストブルーで肌も透明感が溢れていたためお店に入ってきた時は天使が迎えに来たと勘違いした。顔や瞳も印象的だったが一番は喉仏だと思った。彼の喉仏を褒めようとした時、英語で喉仏とはなんというのか知らなかった私は彼と雑談することが出来なかった。家に帰った後、喉仏をなんというのか調べてみるとAdam's appleというらしい。この名前はキリスト教の伝説から来ており、アダムがエデンの園の禁断の果実を飲み込もうとしたときに詰まった、とされている。言い方がとてもお洒落でなんて美しい響きなんだろうと思った。他にも調べていると英語でりんごのイディオムは多くあることを知った。例えばPolish the Apple。直訳するとリンゴを磨くですが、意味は目上の人を相手に機嫌を取る事だそうです。この意味の由来としては機嫌を取りたい人のりんごを、ピカピカに磨いて渡すこととされています。英語は難しいなと考えていたら日本語にも同じような表現が沢山あったなと思いました。言語の難しさは大して変わらないのかもしれないですね。
お店に来てくださった天使様には感謝しかないですね。喉仏という表現も知れましたし、イギリス英語のイントネーションの違いなどが分かりました。それに顔が良かったのでその後のバイトも頑張れました。またお店に来店して下さらないかなと思っています。今考えると初対面で喉仏褒めようとするって何を考えてたんでしょうね。逆に喉仏という表現を知らなくても良かったかもしれないです。
また来てくださいね天使様。

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さや
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