愛読書紹介①小学生編-2001年生まれ、思い出の本たち
こんにちは。土曜日のゆったりした午後です。私の住んでいるところは、冬の日の晴れ、という感じで日差しがじんわりと暖かいです。大学の冬休みまであと一週間。期末課題やテストもあるので、気を引き締めないといろいろとうっかり忘れてしまいそうです。
さて、私の愛読書について少しずつ書いてみたいと思います。心に残る本たちはたくさんあるので、何編かに分けて書いていきますね。私と同じ世代の人の中には、読書歴が重なる人もいらっしゃるかもしれません。
それでは、今日は小学生編です。
『ズッコケ三人組』シリーズ
(那須正幹、ポプラ社)
私が小学校時代に好きだった本と言われて真っ先に思い出すのは、ズッコケ三人組シリーズ。それはもうかじりつくように夢中になって全冊読んだことを覚えています。
ハカセとモーちゃん、ハチベエの三人組は、今でも私の心の中で永遠の小学六年生。本を開けばまた会える、永遠の友だちです。
シリーズものなので、多種多様な作品がそろっていて、このシリーズが好きな方なら、きっとお気に入りの一冊があるはずです。
私は、3冊に渡って続く「ズッコケ三人組VS怪盗X」のお話と、「緊急入院!ズッコケ病院大事件」、「ズッコケ魔の異郷伝説」が特にお気に入りです。
【思い出の青い鳥文庫】
『黒魔女さんが通る!!』シリーズ
(石崎洋司、講談社 青い鳥文庫)
小学生の時にはまった面白い本と言えばこれ!!
とにかくギャグセンスが素晴らしいんです。くすくす笑わずにはいられないので、真顔で読むことはできません。
ギュービッドとチョコちゃんの掛け合いは天下一品。あまりお笑い番組を見なかった私にとって、一番のお笑いはこの黒魔女さんシリーズでした。なつかしの日本アニメを題材にしたギャグが特に秀逸で、アニメ自体を見たことなんてないのに、お腹が苦しいくらい笑いました。
私のお気に入りは、ギュービッドとチョコちゃんの友情にほろりと涙がこぼれるこの2冊、「黒魔女さんのシンデレラ」と、「黒魔女さんのハロウィーン」です!
当時、黒魔女さんと対になるようにして流行っていた気がするのが、『若おかみは小学生!』シリーズ(令丈ヒロ子、講談社 青い鳥文庫)。
黒魔女さんと若おかみのコラボ作品、「恋のギュービッド大作戦」は、面白すぎて何度も読んだ覚えがあります。
他にもお気に入りの青い鳥文庫と言えば、「妖界ナビ・ルナ」シリーズ(池田美代子)に、「泣いちゃいそうだよ」シリーズ(小林美雪)も大好きだったなあと思い出します。「泣いちゃいそうだよ」は、YA!の本も出ていて、私は小川蘭ちゃんの出てくる作品が特に好きでした。「怪盗クイーン」シリーズ(はやみねかおる)も良かったなあ。
そして、私にとって本当に大切な聖書のような本は、「探偵チームKZ事件ノート」シリーズ(藤本ひとみ)です。KZについては、また後日、じっくりと書きたいと思います。もしKZに出会っていなければ今の私は無い!と言えるほど大切な本です。
『三毛猫ホームズ』シリーズ
(赤川次郎、各社)
私のミステリー好きを育てた本、そして初めて読んだ文庫本、それが三毛猫ホームズシリーズです。
とても読みやすく、三毛猫のホームズと頼りない片山刑事のコンビが秀逸です。何冊読んでも飽きの来ない面白さと、安心感のあるレギュラーメンバーが魅力的です。
他にもいろいろ 思い出の本たち
こうして書いていると、小学生時代だけでもいろんな本に出会ってきたんだなあ、と思います。
20歳になった今でも、大好きな本たちの大好きなキャラクターたちは、私の大切な友達です。彼らが私の友達でいてくれたから、私は生きてこられたんだと思います。
「探偵チームKZ事件ノート」の立花彩ちゃん、「泣いちゃいそうだよ」の小川凛ちゃん、小川蘭ちゃん、他にもたくさん……みんながいてくれたから、私は少しずつ、心のある人になろうと、頑張ってこられたのだと思います。
他にも、本当にたくさんの本に育ててもらいました。
・「かいけつゾロリ」シリーズ(原ゆたか、ポプラ社)
・「なんでも魔女商会」シリーズ(あんびるやすこ、岩崎書店)
・「キャベたまたんてい」シリーズ(三田村信行、金の星社)
・「こまったさん」「わかったさん」シリーズ(寺村輝夫、あかね書房)
・「怪談レストラン」シリーズ(松谷みよ子、童心社)
・星新一のショートショート
などなど、書いていたらきりがないので、今日はこのくらいにしたいと思います。
後日、次は中学生編を書こうと思います。
読んでくれた方、ありがとうございます。
愛読書は、思い返すだけで、あの頃の楽しさと、感動と、教えてもらった大事なことがよみがえってくるようですね。
それでは、また。
sayaka