心に行動を伴わせること。(パート2)
「そう!そうだよね!!」
「すごい!私もそうしたい!」と
本当に心から感動するし、尊敬もするし、そのことを友と語り合ったりもするのに、
しばらくすると、また同じことに大きく衝撃を受けたりするのです。
あんなに「私もそうなりたい!」
「すごい!見習いたい!」って思ったのに。大興奮だったのに。
…あれ?
なんかこういうの、前にも思ったよね?デジャブ??
「そうなんだよね!」って再認識みたいな感じだから忘れてはない風だけど、これ、
…初じゃない気が…
ということが、結構あるのです。
なんでだろうか。
多分きっと、
「わかった気になってる」んですよね。
私は結構これがあります。
本で読んだり、ネットで見たことを、
「わかった気になる」。
でも、本当はそれは、
「知った」だけ。
「わかる」には至っていないのにね。
体験したことは、「わかる」。
同じ体験でも、わかることは人それぞれ。
それぞれに、しっかりと身体が記憶します。
聞いた話や知識として得たことを
自分のものにするには、
そこで終わらせず、
知ったことを新たなアンテナにして、
さらに知り続けていくことが大事なんだろうと思います。
取り入れたいものは、
何度も何度も反芻して、
ちょっとずつ自分に染み込ませていく。
「わかっていく」。
だんだんと。
その過程の中で、どこかでその話が
「自分ではない立派な人の話」になっていたり、
「まぁ自分には無理なことだな」って少しでも思ってしまっていたら、
せっかく素敵な話や貴重な体験を聞いても、
きっとずっと、自分のものにはならないと思うのです。
他人事ではなく、自分事にしなくては。
せっかく見聞きした素敵なことを、
垂れ流してしまっては
本当にもったいない。
「感動した!」で終わらせないためにできるだけ書いて、まとめて、咀嚼して、
どこでもいいから自分の生活や考えの中に取り入れて、
次に向かう枝を伸ばしたいと思っています。
そうしていく中で、
貯めてきたはずの「感動」や「感銘」の原石が、「私の実」になって
枝の先に実ってくれたら。
いや、
実らせたい、と思っています。