小さなカップはしあわせを運んでくれる
街がキラキラする季節になった。
クリスマスやお歳暮など、贈りものを考えはじめている人も多いのではないだろうか。
なにかを贈りたい人がいるけれど、カッチリしたプレゼントは少し恥ずかしい、そう思っている人にぜひオススメしたいものがあるのだ。
LINEには、いろいろな商品を贈れるサービスがある。その存在を知っていても、使っている人はそう多くないような気がする。
わたしは以前、LINEギフトに救われたことがあった。
〜
時は遡り、去年の4月。
高校のころから仲良くしていた先輩からの着信。「恋人の浮気現場を目撃してしまった」という話だった。
時間にして約20分。
大した時間でもなく、特になにか気の利いたことを言えたわけでもなかったと思う。
ただただ話を聞いていた。
何かをしたという意識もなかったので、通話を終えていつものようにスマホをいじっていた。
すると、LINEからの通知。
「ギフトが届いています」
生まれてはじめてLINEギフトというものを受け取った気がする。
たしか想像よりも、めちゃくちゃ嬉しかった。
当時、わたしは上京したてで、どこにいても落ち着かない日々を送っていた。
家に帰っても、自分の家だと思えなかった。
浪人生だったこともあり、SNSで友人たちの新生活を目の当たりにしては、しんどくなっていた。
自分だけがレールから弾かれたような、生きる波に乗り遅れたかのような、そんな社会からの疎外感をおぼえていたあの頃。
そんな中で、贈られてきたギフトはハーゲンダッツだった。先輩からしたら、ただのお礼。でも私には救いだった。
あの抹茶味のハーゲンダッツのことは、忘れないだろう。
人からプレゼントをもらうことの嬉しさを実感した出来事だった。
それ以来わたしは、ちょっとしたお礼や贈りものをするとき、LINEギフトを活用するようになった。
好きな友人たちの記念日に送ったら「彼氏と2人でコンビニ行ったよー!」と動画が送られてきた。
ネットで知り合った友人が落ち込んでいたときに送ったら「本当に救われた」「もう少しがんばれそう」と言ってもらえた。
私も、先輩からハーゲンダッツを貰うあの体験をしていなかったら、せいぜい一言LINEを送るくらいだったと思う。
あのとき救ってもらった私がすべきことは、ほかの誰かにまた渡してあげること。そうやってしあわせが巡っていったらいいなと思う。
ではなぜ、LINEギフトのハーゲンダッツがいいのか。
その魅力について説明していきたい。
まずなんといってもLINEギフトの良さは、手軽さにある。スクリーンショットで引き換え画面を送ることもできるため、ツイッターやインスタのDMでのプレゼントも可能なのだ。
そういった面では、パッと贈れるプレゼントとして非常に優秀である。
プレゼントを考えるとき、相手が気を遣ってしまわないかと考える人も少なくないと思う。
しかしその点についても、ハーゲンダッツはベストな選択と言えるのではないだろうか。
値段にすると319円。
実際に受け取るとその価値は何倍にもなるが、プレゼントの金額としては安いほうだろう。
正直な話、現金319円をもらってもさほど嬉しくはないと思う。
それがハーゲンダッツになると、どうだ。
アイスコーナーでチラリとみては、購入を躊躇ってしまうあのハーゲンダッツ。
「自分では買わないけれど、もらったら嬉しいもの」
プレゼントの鉄則にドンピシャなのだ。
ちょっとしたお礼、ちょっとした元気づけ、なんとなく何かをあげたいとき。
あなたもLINEでハーゲンダッツを贈ってみませんか?
きっとその小さなカップは、
あなたの大切な人にしあわせを運んでくれる。
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