ケーキの法則☆ミルフィーユ編②Adobe After Effectsでテキストを動かそう
前回はIllustratorで作ったテキストやコンテンツのレイヤーが読み込まれるかテストした。レイヤーは名前が読み込まれることがわかったから、それぞれのレイヤーに図形やイラストやテキストを盛り込んで作っていけば、アレンジが楽になる。
しかしながらシンプルなテキストだったら、1つ作って動きをつけてコピーして書き換えたほうが絶対速い。
テキストアニメーションによく使うショートカット
そして必要なショートカットがある。
0.「文字の拡大縮小」文字を選択してCtrl(⌘)+Shift+< または >
1.「位置」P
2.「透明」T
3.「スケール」S
4.「回転」R
5.「マスク」M
6.「使用中のプロパティのみ表示」U
7.「クリックしたソースレイヤーをまるっとコピー」Ctrl(⌘)+D
まずはこれから。というかこればっかり使っていればたいていの教材動画はできてしまう。
たくさんのテキストやコンテンツを重ねていくと扱いにくくなるのだが、
それもショートカットでスッキリできるのだ。
マスクを使ってテキストを左から流して表示してみる
まずは文字入力。
1.After Effectsで新規プロジェクトを作る
2.新規コンポジションを作る
3.■でベースの色を敷く
4.Tテキストツールで文字入力
5.Ctrl(⌘)キーで一時的にカーソルを選択ツールに変える
6.文字を移動する
7.文字をドラッグするか全部選択して
Ctrl(⌘)+Shiftキーを押しながら<または>で拡大縮小
8.■でマスクを書いて文字を囲み、最初は左側に小さく縮めておく
9.文字を全部表示したいところまで青い時間インジケーターを移動
10.マスクパスの左側の・をクリックしてキーフレームを追加
(多分ショートカットがあるはずだけど失念)
11.マスクパスを全部文字が見えるように拡大
12.スペースキーまたは▶で再生
この作業の中で、「マスクパス」プロパティのみを表示するには
M を押すとそれだけが表示され、他の雑多な使わないプロパティが隠れるのでやってみてほしい。
つまり、ミルフィーユがぺちゃんこになるのだ。これなら断然扱いやすい!
今回はマスクの形を変えたけど、マスクはそのままでテキストの位置を移動させれば上下左右から現れる文字になる。
他にも、最初は透明にしておいて徐々に表示させるなどの場合は
ソース一覧のテキストを選択してからTを押して
テキスト→トランスフォーム→透明度を0%にすれば、
最初は透明でだんだん見えてくる文字になるのでやってみてほしい。