虹の戦士を呼び覚ますこと
マシマタケシさんの個展「永遠の始まり」
across the rainbow
この絵はとても好きだ。違う色の泡が重なって、斜めの角度から見ると正面よりたくさんの泡が見えてきて、楽しくてしょうがない。
小さな天使の描き方は素朴で可愛い。
幸せや温かさの中に立って、世界に向かって開いている様子。大きく見せようともせず、でも自分の存在を認めているし
穏やかで、信頼して委ねている感じ。
展覧を出て、カフェスローでチャイを飲みながら、あれ???と思って、カバンを開くと、
今日届いたばかりの『虹の戦士』があるんじゃないか。すごい🤣
ネイティブアメリカンの言い伝えの物語で、大きな苦痛を経験して再び繋がりを思い出し、自らが大好きになれるような世界を作っていく再生の物語だ。
読んでいると、自分の故郷のこと、自分のことと共通点が多いことに気づく。
何を話せば目がキラキラするか
何をやれば楽しくてやめられないのか
答えは実は種のようにずっとそこにある
みんなの中に虹の戦士がいる
だけどそれに気づく 認めるには
大きな勇気と誠実さが必要
一回自分自身の存在が否定されると
再び自分の存在価値を自ら認めることは至難の業
そのために人は旅するのかもしれない
世界を通して自分をもう一度思い出すこと
世界の力を借りて自分の中の勇気を育てること
私の中の虹の戦士は
まだサナギ?