ノード軸とトランジットの冥王星
占星術ネタです。
いずれも私個人の体験談で、習った事を書いているわけではありません。
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ノードリターンが来たり
自分のノードとトランジットの冥王星がアスペクトを取るときに、人生は何等かの刺激を受けると感じています。
で、今回は私にとってインパクトが大きかった、冥王星の合の体験談を。
ノードリターンも結構大きなインパクトがあったんですが、個人的には冥王星の影響の方がキツかった。
個人的にはノード軸と冥王星の合とスクエア、どちらも結構な刺激で
60度やトラインなどは比較的緩やか、そんな印象があります。
たとえ話で言えば
前者は事故に遭って生死をさまよった事で、医学に興味を持ち医師を目指すことにした、みたいな感じで
後者は医療ドラマに感銘を受けて、親から大反対されたけど医者を目指すことにした、みたいな感じ。
結果的に目指す場所は同じなのだけど、過程が前者の方が強烈で、強制的、みたいな。
特に前者のほうは事故に遭った時点で「諦めちゃう」人や「自暴自棄」になってしまうこともあるし
個人的には影響が終る頃により強い影響になる印象があるので
終盤になって「もう無理!」って事も起こりえる。
ですので、冥王星による導きを必ず得られるか?は分からない。
でも、後者は「あのドラマの〇〇のようになりたい!!」みたいな
夢や希望があるので、起こりえる困難も比較的やる気で乗り越える!みたいな感じなのかな??と思っています。
* *
私の場合は、2005年にノースノードにトランジットの冥王星が合でした。
ちょうど長男アトピーに食物アレルギーに、と人生がひっくり返るような事が続きに続き。
他にもあれやこれや、ともうこれでもか、というほどの事柄が起こりに起こり・・・
精神状態は人生の中で過去最高に悪かったな、と。
あの状態で病院に行ったら産後鬱って診断されたかな、と思います。
また、アトピーを私が否定せず受けれたら治るという、これも人生がひっくり返るような出来事も経験しました。
出来事がとにかく極端でした。
2005年にある方の占星術の鑑定を受けた時
「この天体図で良く死ななかったね。もうちょっと続くけど、大丈夫でしょ」
と言われた事があったんです。
あの時は何のことだろう?くらいでしたが
今となってはノードと冥王星の合の話だったのかな、と思ったりします。
でも、実際のところは2002年ごろから色々続いていて。
2002年の冥王星は私のNNと10度くらい離れてる。
でも、外惑星のノードへの刺激はオーブ10度くらいは余裕であるのかも。
ってなると2011年ごろまで冥王星の影響は受けてたって考えることもできるわけで。
(先輩に聞いてみたら、この解釈でOKでした)
確かにそうなると2002年から11年という9年間は人生の中で、ビックリするような事を散々経験したのは確か。
そして、ノードへの影響が終盤になってきたときに、無職で何の芸もないただの主婦が離婚を考え
でも、いろいろな状況から就職して得られるお金では子供二人を行かせることができなかったため(二人とも私学)
ならば、自分の経験や知識を何らかのサービスにしてお金を得る!という。
でも「こっちだ!」と感じるのでそれを選ぶ、という。
普通だったら考えられない(無謀すぎる)「魂が求める生き方」を選ぶという
人生で最大級の決断をしました。
振り返っても、よくあんな無謀な決断が出来た、と思います・・・。
* *
ノードに対してのトランジット冥王星のエネルギーは
強制的に魂が願う方向に持っていかれる、そんな感覚があります。
が「わ~~気づいたら魂の願いが分かった!」なんてものじゃなく
一つ一つの破壊と再生の過程にしっかり向き合わされる、そんな感じ。
冥王星は破壊と再生と変容ゆえに、まずは破壊が起こります。
当然、破壊と共に深い深い感情の闇にも向き合う事になります。
そして破壊でぶっ壊れ、パズルのピースにまで細分化された自分から、必要な物だけ選び、新しい自分に統合する。
そして、新しくなった自分が、自分の魂の願いを叶えるための新しい選択をする。
これで仕上がり、そんな感じ。
今になると、良く乗り越えたなぁと思う反面
あの冥王星の影響が無かったら、私はどうなってたんだろう?と思います。
不幸、病気、悲しみ、苦しみ、恐怖は、自分の感情を通じて終わせる事が出来る
そんな事に気づけなかった。
自分の魂を自分の感情を通じて癒すことが出来ることも分からなかった。
たぶん、あの時期が無かったら、私はきっと私は今だに不幸と病気と悲しみと苦しみと恐怖で埋め尽くされた人生だったと思います。
まさに冥王星の変容の恩恵を受けられました。
あくまでも個人的な体験談で、他の方の体験談を知らないので、何とも言えませんが
でも、ノード軸とトランジット冥王星の関係、
もくしはノード軸を外惑星の関係の研究したら面白そうだなって思っています。
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