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欲しくなる色の意味

以前、とにかくこの色を欲する時期がありました。
深すぎず、明るすぎず、春っぽい緑。

その時の飲み物は緑茶、食べるお菓子は抹茶系、香りもサッパリした針葉樹やミントのオイルを使ったものに惹かれる。
何か買う時にはこんな色を選びがち。
部屋にはポトスが増殖しまくり
時間があれば近所の草原に行く。
あらゆる味覚、嗅覚、視覚・・・と方向性からこの色を取り入れようとしていたのです。

当時、友人からは「リラックスしたいんじゃない?緊張してるんだよ」と言われ「そうなのかも?」と思っていましたが
なんかそうじゃない気がする・・・と、チャクラの色、オーラソーマ、スピリチュアルな意味・・・などなど色々調べてみていてもピンとこない
これだけ取り入れたいって思うってことは、何か意味があるはずなのに、なんだろう??と思いつつ現在に至ります。

mayuyuさんの記事を読んだ時に、この緑の事を思い出しリクエストさせていただきました。

*      *

mayuyuさんにさっそく読んでいただき

あなたの中でまだどこか、欲しいものを「欲しい」と言えない部分はありませんか?

自分の中にある、何かまだ認められてない願望はありませんか?

今世、あなたが欲しかったものは、あなたのすぐ目の前にあります。

https://note.com/sumayu19/n/n5c0e049c1b41

と、読んだ時に合点がありました。

実は私は「全てを捨ててでも、この人とやらなきゃならない事がある」という、何の根拠もない衝動だけで行動した事があります。

何をしなきゃならないのか?
この人とはどういう関係なのか?
私がこの人に対してどう思っているのか?
この衝動が合ってるのか?間違いなのか?全て私の妄想なのか?
も自分の中で判断つかないまま「やらなかったら一生後悔する」と、その人が住む町に子供と移住してきたのです。

移住してからはその人との関係性も良好でした。
お互い会う事も多くなったこともあり私は彼に対して「好き」という感情があることが明確になりました。

しかしお互いの立場もあり「適度な距離感」を保ちつつ、言葉にはしないけど心の絆は強めつつという感じでした。
表面的な関係とは別にある絆にお互い満足してたところはあったと思います。
が、その後、私たちの周辺で太刀打ちできないような事がいくつも起こり、状況は一転。
その人は立場的に私との距離を明確に取らねばならなくなったのです。
その隙間にある女性が入ってきて、その人はその女性と結婚したのでした。

「これで終わりだ。もう無理だ」と思い、私の中にある彼に対しての好きと言う気持ちに蓋をして私自身も彼との距離を取るようになりました。
しかし、ある日、彼とどうしても話さねばならない事があり1,2分立ち話をした後「じゃ。」と別れた後の話です。
彼は私とは真逆の方向に歩いていくと思ったら、なぜか並んで歩き始め数歩進んだ時の事です。

二人で球体に放り込まれ異次元にワープしたような、何とも不思議な感覚になり
1秒が数時間にも引き延ばされた感覚と、彼との一体感を強烈に感じたことがありました。(彼の方もこの時の経験を覚えています)

ハッと我に返った時、彼の顔を見ると彼は( ゚д゚ )って顔をして、私に背を向けて急ぎ足で立ち去ったのでした。

その後、私は何が起きたのか分からず「あれは何!?」とパニくりつつ、
その一体感によってやっと蓋をした「彼の事が好き」という思いが飛び出しそうで、そんな自分に強い罪悪感を感じ
彼の奥さんのために、彼が決めた事を邪魔しないように、と
この不可思議な経験と絆に蓋をしたのでした。

そのあたりから求めたのがこの緑色。
mayuyuさんからサイドストーリーで教えてもらったのは、この色は彼の魂の色だそうです。
私の意思で彼との絆を断ち切った事で、私の中でこの色が欠落してしまった。
なので代替品からでもこの色を摂取して自分のバランスを保とうとしたのだと思います。

*     *

長い時間の中で本当にいろんなことがありました。
彼が離婚したからすべてが解決する事もなく
再度、私が彼の事を好きだと認められるまでにも何年もかかりました。
関係性を戻すにも長い時間がかかりました。
でも、自分の本心を受け入れるほどに、私が緑を欲しがることもなくなりました。

この経験から思うことは
私達は自分の意志で自分の本心に蓋をして、自分の本心は無かった事にもできます。
そして「そんな本心なんてありませんけど!?」という顔をして生きていくことも出来る。
きっとそれでも、ソコソコの幸せな人生を送れるでしょう。

でも、自分が欲しい物(人、環境、立場などなどの意味)を知ってしまったら
それを欲しいと言うのはどう考えても無理でも、不可能でも、非常識でも、自分自身がそんな自分を許せなくとも、どれだけ怖くても
欲しい物から自分が手を放してはダメなんだ、という事を今回のリーディングから改めて分かりました。

魂が欲しいと思うものに素直になる。
これはある意味、魂を持つ人間にとっては義務なのだと思います。

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