変容を起こすには・・・
幸せになりたい
辛い人生を終わらせたい
苦しい人生を変えたい
なので感情に向き合って、自分に変容を起こしたい。
と言う方からのご相談を、私は受けることが多いわけですが
その方々全員が変容に至ったか?というと、そうではなく
全体の99%は途中で「無理」と感情の感じ切から離れていきます。
なぜ、こんな事が起こるのか?
その理由は「準備不足」によるものです。
変容を起こすために必要な準備は「今までの人生の中でどれだけ自分の感覚に従い行動する」です。
ですので「変わります!!本気です!」と宣言すれば、変容がスタートするか?っていうと、そうではないのです。
自分の感覚に従い続け
感覚がが示した方向にどれだけのリスクがあっても選び、
感覚に従い行動を起こし続けていった。
が、ある時を境に、自分の感覚に従っているのに上手く行かない
それどころか、トンデモナイ絶望を経験する。
という事が起こります。
そのときに初めて「今の自分のままでは幸せになれない、今の自分を捨てないと、この絶望を超えられない」という事実を知ることとなり
今までの自分の考え方、問題の解決方法、努力などを自分で捨てるチャンスの恵まれます。
そして、今までの自分をキッチリ捨てたことで、全く新しい生き方が自分の中に入ってくるわけです。
* *
経済的な問題、病気、事故、事件など、人生の中でまさに絶望的なことが起きた方が
「絶望を経験した。こんな人生は嫌だから人生を変えたい」とおっしゃられますが、そういう方も途中で離脱します。
その理由は、それらの問題を経験した時に感覚で行動したのではなく、思考で行動したからです。
お金の問題、事故、事件を解決するために必死で考えた
病気を治すために病院で治療を受けた、医者の指示に従い投薬を受けた(自分の感覚に従っているわけではない)みたいない感じです。
起きたことは絶望的であっても、そこを自分の感覚を使って乗り越えていないと、この絶望は生きてこないのです。
ただ絶望すればいいって訳じゃないので、なんだか難しいですが、
絶望的な経験をしたときに
・ 自分の感覚で生きて来たかどうか?
・ この局面でも感覚で乗り越えられるか?
が試されます。
途中で離脱した方は、この局面を思考で行動したため不合格したため、変容が叶わなかったのです。
余談ですが
ここで合格するともう一段下の絶望を味わい、本当のどん底、本当の自分の闇を見ることになるのですが
この時に心の底から今までとは違う、別次元での「こんな人生は嫌だ」と思えます。
そして、その思いが原動力になるのです。
また、この段階になると自分に対してのプライドなんてものも打ち砕かれているので
自分の人生は最低で最悪だし、自分自身も最低で最悪だと思えます。
(自己卑下とか、自己否定とはまた違う「こんな最低最悪だったんだ」という事実を受け入れているだけ)
でも、絶望しきっていない(思考で乗り越えた)人は「私の人生は良くはないけど最低でもない」「私は最高じゃないかもしれないけど、最悪でもない、闇なんてない」と心のどこかで思うため
今までの自分を捨てるどころか肯定してしまう。
なので変容からは遠ざかるのです。
「私は感覚的なので、感覚に従っています」とおっしゃる方は多いのですが
客観的にその人の言動を観察していると、感覚ではなく思考で動いている人が多いです。
また、そういう人ほど「ハイヤーセルフが」とか「エンジェルナンバーが」なんて事を言い出します。
一見、感覚的なのに思考型。
その理由は思考と感覚の違いが分かっていないと、思考から生まれた言葉を感覚と感じてしまうのです。
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Journey of the Souls
こんなことを書いていきます。 ・ 魂の成長について ・ 病気について ・ 感情と魂と肉体の関係について ・ 占星術的観点から見た「今必要…
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