退路を断つ
人生が大きく変わる時に必要なのは「退路を断つ」ことだと思います。
自ら退路を断ってしまったからこそ、前に進まなきゃならない、自分を信じて進むしかない、と、今までとは全く違う生き方を選択できる。
これはある意味「自分で自分の人生を変える」という覚悟の現れ。
だからこそ、人生は変わっていく。
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が、人が生きていて「退路を断つチャンス」というのはそう簡単にめぐっては来ないと思います。
もしかしたら、そのチャンスに恵まれない人も多いのかもしれない、と思います。
そもそも私たちには「お金は貯めねばならない」「資産運用は良い」「貯金はするべき」と教え込まれてきていて
「完全に貯金はゼロです。銀行口座は持っていません」という日本人を探す方が難しいのではないでしょうか。
そして、この貯金が退路を断てない要因の一つにもなっています。
(額は関係ない)
なので本当に人生をひっくり返したいと思う人は貯金をはたいて旅行に行ったり
使い切って残高をゼロにするのでしょう。
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貯金をするという行動の背景には「恐怖」が存在します。
(セレブは勝手に貯まっていくのかもしれませんが、一般人の場合の話です)
保険金を掛けるのと同じで、貯金をするという事は
何か悪いことが起きてお金が必要になるかも、という思いが根っこにあるともいます。
そしてそのお金があれば、難局を乗り越えられると思っている。
でも、本当に難局を乗り越えるには自分を信じること
自分の感覚に従う事が必要
お金が有る事で、それが出来なくなる
お金による解決に頼ってしまう。
なので「何かあった時のための貯金」が自分にとっての「逃げ場」であり退路になってしまう事があるのです。
その理由は、その根っこに存在する恐怖ベースで行動している事
そして、貯金がある限り、どれだけ自分の感情に向き合っても貯金が手綱になり
結局、自分の人生を左右するほどに影響する恐怖にたどり着くことは無いからです。
なんて書くと「貯金をしちゃいけないの!?、不安な中生きていけばいいの!?」って言われちゃうんですが
その辺になると、自分の魂の願いに忠実に生きていれば、必要なお金は入ってきます、と言う話になります。
宇宙の法則を理解すると、この辺のカラクリは分かりやすいです。
こちらがとても分かりやすいのでお勧めです。
お金があるから医療に頼ってしまうんでしょうね。
お金で健康は買える、治療ができる、いいお医者さんに診てもらえる
そんなカラクリが、自分で自分の健康は守る
人間に必要なものは自然界にすべてそろっている、という当たり前から離れてしまうんでしょうね。