他人軸と「やりたいこと」
「てりたまをくれたら未来を予言しよう」と新入社員に話しかける天使。
そこから天使は新入社員に色々と未来を予言します。
彼は天使の予言に従い行動していく中で
「俺、何したいんだっけ」と思うようになります。
そして最終的には
「もう予言はいいです、未来のこと、分からなくていいです。
俺、やっぱりドキドキしたいから」
と天使の予言を断ります。
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未来がどうなるか分かりたい
成功する道だけを知りたい
失敗したくない
答を知りたい
そう思うから人は誰かの意見に頼り、その意見に従おうとします。
占いやリーディング
メンターやら、コンサルティングが流行るのは、確実な道を失敗無く歩みたい人が多いからでしょう。
確かに答えをもらえたら
確実な道を選べたら「自分で決めなくていいから楽」だし「確実な未来が分かっているから安心」かもしれません。
でも、その「安全と楽」と引き換えに彼は「何がしたいか分からない」状況になっていく。
そして最後に彼が選んだのは「自分の感覚で決めたい」という事。
* *
他人軸の人が「何がしたいの分からない」って言い
そこで悩む理由はここにあるんです。
自分が何を感じているのか意識せず、
自分で決めず、常に他人が言う「正解」に従おうとする
とにかく外側にある答えを見つけることに必死になる。
その結果、自分が何をしたいのか分からなくなる。
これは当然のこと。
答えを外に探し、頭で納得する事を探すのは自分の感覚の質を落とします。
大切なのは、最後に彼が出した答えの通り
自分の感覚で感じたことに従い生きる、ということ。
答えを自分の中に探し、その答えに従って「行動する」こと。
その自分が見つけた答えの結果は、自分の行動によって、自分で経験して理解する。
最後に彼が「ドキドキしたい」と言う言葉、そこにすべてが詰まっているように思います。
未来が分からない、答えが分からない、だからこそ今に意識が向く
そして今の自分が感じている感覚を楽しむ。
その感覚がドキドキだったり、わくわくだったりするのでしょう。
感覚が分からないから、感覚が分かる方法が知りたい。
その答えは本当に簡単で、自分の感覚に意識を向けて、その感覚に従って行動するだけ。
それをコツコツ積み重ねられるかどうか、はその人次第。
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