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家庭菜園を自然農法に

去年から借りてる畑を自然農法にするべく無肥料、無農薬に切り替えたという事は過去にお伝えしていると思います。

これを機に畑を始めようと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

去年から自然農に切り替え始めただけの私が語れることはほぼありませんが
去年の経験も自然農を始めよう、切り替えようと思っている方のお役に立てるかも??と思って書いてみます。

〇 無農薬、無肥料で育てられている肥毒の抜けた固定種の種を入手する。
無農薬、無化学肥料の固定種の種はアマゾンなどでも手に入りますが、肥毒が抜けた種というのは個人のつながりの中のほうが手に入ります。
メルカリを通じて分けてくださる方がいらっしゃるので、ぜひその方々から購入してみてください。

私が借りている畑がどのように使われてきたかは分かりませんが、肥料と農薬は普通に使われてきたと思います。
私が借りてからは農薬は一切使っていませんが、少ないですが肥料を使ってきました。去年から肥料を使わないとしたところで、たかが知れいるでしょう。
そんな畑でダメもとで肥毒の抜けたニンジンの種を育ててみましたが、まぁ立派なニンジンが沢山収穫出来ました。
あんな高温多湿の中、良く育ってくれました。

せっかく肥毒の抜けた種を肥毒の影響を受けている土で育てるのってどうなの?という疑問は残りますが、肥毒の抜けた種の力を経験できました。

〇 雑草は抜かない、刈り取る程度にする
2年目まで必死で抜いていた雑草。
確かに土と野菜だけが育つ畑ってスッキリしていて見た目もきれい。

でも、雑草を抜けば抜くほど土が硬くなる、空気と水の通り道が無くなる。
当然、雑草を抜かれ土が露出していれば乾燥も早いし熱の影響を野菜はもろにうける。しかもどれだけ水を与えても硬くなった土は水の吸収が悪い。
という話を聞いて「そりゃそうだ」と納得。
そこから雑草は「ちょっとヤバイかも」と言う雰囲気になってきたら表面を刈り取る程度にしました。
刈り取った葉っぱは野菜の根本に敷いて直射日光の影響を減らしていました。
ちなみに「ちょっとヤバイかも」は私の基準なので、かなり適当です。
丁寧に雑草を抜いて管理されている方からしたら「あそこは畑ってより草原?」って感じの見た目だと思います。
なので私の畑は遠巻きに見ると全体的に青いです。
でも、雑草を抜かなくなってから水を上げなくて済んだので本当に楽。
おととしは朝晩1時間ずつかけてバケツで水をぶちまけても足りないくらいだったのに。

高温に弱いとされるルバーブもとにかく根本にしっかりと葉っぱやらを積んでおいたせいか元気に育ってくれました。

〇 周囲の人との付き合い方
雑草を抜かないって言うと「でも、周りの人たちがどう思うか」と思われると思います。
私が借りているところは私を含めて10名ほどいて、皆さんの畑は当然綺麗に雑草が抜かれています。
そんな中、雑草が多く土が見えない畑について周囲の方々がどう思うか?は心配でした。
畑を借りている中で「畑に来ないで放置する」ことを嫌がる人が多いだけで、畑に通って放置さえしなければみんな寛大だという事が分かったので
雨が降っていない限りは早朝に畑に行って作業をする、という事を続けていたら雑草について注意されたり、指摘されることはありませんでした。

ただ、私の方法は慣行農法をされている方々の育て方を批判しているように感じられる??と思い
「肥料を入れずにどこまで育つか実験中」「雑草を抜かなかったらどうなるかの実験中」「とりあえずやってみてる」としています。
今のところ、これで結構乗り切れています。

今年は畑を去年の倍くらいにしたのでビビッてますが
新しく増やしたところはほぼ放置されていた土地なので肥毒の影響が少なくなっているんじゃないか?と目論んで色々と育ててみます。
今年はからし菜を種まで育ってマスタードを作りたい。
トマトを収穫してトマトソースを作りたい(トマトはまだ収穫に辿り着いたことが無い)
などと考えています。

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