感情の感じ切りを実践して良かったこと
この続きです。
感情の感じ切りをする前の私は、「願いを叶える」に対して諦めていました。
あれ学んでも、あれを買っても、〇〇を受けても叶わない。
あんなにお金を使っても叶わなかった。
何かを願っても、叶う直前でダメになるし
ひとつ乗り越えれば新たな問題が浮上して、願いどころじゃなくなる
何かを願ったところで、結局人生の大半は辛い、苦しい、怖いで埋め尽くされている。
ああしたいな、こうしたいな、こうなったらいいなって考えるけど、それが叶うとは思えない
そもそも、それをどうやって叶えるか分からない
幸せになれる人、願いが叶う人は選ばれた人だけで
私みたいな人間には願いを叶えて幸せになる資格なんて無いんだろう
私みたいな人間は、延々に続く不幸を淡々と経験し、願いは叶わない現実を経験し続けるだけなんだ。
そう、本気で思ってました。
たぶん、小さいころから色んな事が起きたけど、すべてが未消化のままになっていたため
それを昇華するために起きる出来事を持て余し、状況に圧倒され続けていたからでしょう。
そこから色んなことがある中で(長くなるので割愛します)
願いが叶う直前で叶わなかったという現実を経験したことがキッカケで
感情の感じ切りを本格的に始めることになったのです。
最初の頃は感情の感じ切りっていう事自体が理解できず、まぁ失敗続き。
感情に向き合うぞ!と決めても、そこにある感情に飲み込まれるのが怖くて逃げだしてしまう。
やってるつもりが、感情を解釈する事に逃げてしまう
がんばってるつもりだけど、うまくいかない・・・
願いなんて到底、叶いそうにない
私、何やってるんだろう・・・
そんな時期をどれだけの期間、過ごしたかは分かりません。
* *
それでもトライ&エラーに試行錯誤を繰り返しながら、諦めずに何年も経ってくると
願いが叶わないんじゃない、叶えたくない私が居ることに気づいたのです。
願いを叶えたい!!!の熱量と同じだけ「叶えてなるものか!!」と抵抗する私が居たのです。
ずっとあの人があんなことをしたから、願いが叶わなかった
あの人が私の願いを奪った
状況が願いを叶えることを許さなかったからだ、と外側に理由があるとして
外側が叶えることを許さないんだから、叶うはずないと思っていましたが
それは思いっきり私の勘違いであって、私の願いの実現を邪魔しているのは私自身と言うのが原因だったのです。
そして私自身が自分が一番いやなシチュエーションを妄想しては、それを現実化するという事を何十回と繰り返しました。
終盤は自分が妄想したことがそのまま現実化するほどでした。
「思考の現実化は本当だ」と思い知らさせれる瞬間でした。
* *
願いは叶わないんじゃない、願いを叶えたくない私がいるだけ
でも、その願いを叶えたくない私は深く傷つき、人生を諦め、自暴自棄になっている。
叶えたくない!と言い張る私にも理由がある。
だからこそ、その願いを叶えたくない自分に向き合い、そこにある感情を吐き出し、その自分を癒していく必要がある。
それを経験から理解しました。
人には考えたことは現実化出来るという大きな創造性を持っています。
頭の中で想像できることは現実になれる。
でも、願いを叶えたくない自分が存在する限り、その創造性はマイナスに使われること。
辛くて苦しい「想像」が現実化してしまう。
だからこそ、やはりその自分を癒していくしかない。
徹底的に感情に向き合った結果、叶わないと思っていた(これだけは無理だと思っていた)願いが叶うようになったのです。
それは「叶えたくない!!」と言い張っていた私が「叶えてもいいかも」と思えるようになった事で起こりました。
ただ、これは何年もかけて徐々に、徐々にですが
でも、この過程の中にもいろんな経験があり、学びがありました・・・。
そして「願いを叶えたくない私」が癒され「叶えてもいいかも」と言う選択肢を持てるようになると、苦しい、恐怖、不安などの感情を感じる時間はグッと減ったのです。
何しろ、宇宙の法則が理解できるようになったことで、何が起きても自分の本心を掴むために起きていることが分かっているため
以前のように恐怖に任せて大騒ぎしたり、不安を他人にぶつけるという事をしなくなりました。
※この癒しの過程の全てを感情の感じ切りと私は呼んでいます。
この経験から願いを叶える方法は自分の中にあること
自分の願いは自分で叶えることが可能だって事
叶えられない願いを、そもそも人は願わない。
それが腑に落ちたのです。
* *
私にとって「願いは叶わない」から「叶えられる」に変わったことは、まさに人生を大きく変えるキッカケになりました。
感情の感じ切りを始めてから現在までの過程はかなりハードでした。
それでもチャレンジしなかったら、私の人生は今頃どうなってたんだろうと思います。
叶えたい願いがあるけど諦めている方、
でも諦めきれない方に感情の感じ切りが伝わればいいなと思っています。
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