ドラマ・「そして、生きる」
ドラマの「そして、生きる」を観ました。
なかなかズッシリとしたドラマでしたが、今後に起こる海王星の牡羊座入りを学ぶには良いドラマだったと思いました。
以下、ネタばれアリです。
このドラマを見て改めて思ったことは
「人の人生には避けて通れない出来事」があり
「その出来事から自分の本心を知ることが出来た人は、魂と共鳴して自分のために生きられる」ということ。
ただ「その出来事には強烈なまでの絶望を伴う事がある」ために「その恩恵を受け取れる人と、受け取れない人がいる」ということ。
そしてこの絶望を伴うほどの出来事の根っこには「感覚ではなく思考で判断した選択肢がある」
だからこそ、その思考による選択の根っこに自分を向き合わせ、根本的な軌道修正が起こる、ということ。
* *
瞳子と清隆には「両親を亡くし、親戚に引き取られ育てられた」という共通点があります。
清隆は両親と姉から裕福に愛情いっぱい受けて暮らし
瞳子も新しい父親から愛情いっぱい受けて暮らしてきた。
でも、清隆は親子二人で生きてきたのに、母親が自殺した。
と言う経験から自己価値と存在意義を見失い、新しい家族から沢山の愛情をいっぱい受けてもどこか両親に遠慮していて
瞳子も独り身の叔父が引き取り育ててくれた、という引け目がどこかあった。
それは新しい家族が愛情深かったからこそ、浮き彫りになった傷なのかもしれません。
そして、二人が抱える傷があったからこそ
清隆は反抗期を迎えることなく、常に穏やかで「いい子」だった。
瞳子は自分の妊娠が分かり一人で生み育てることを決めたときに、父親に「育ててもらったのに、こんな娘でごめんなさい」と謝ったのだと思います。
そして、瞳子は「人を幸せにする力を私は持っていて、そのために生きている」と言う理由から女優を目指し
清隆は自分の存在価値を見出すために、貧困地域での支援活動にのめり込む。
そうやって、自分の本心ではなく、傷を埋めるためだったり、自分の引け目の解消のため選んだ選択肢は一気に進展し、一気に物事を作り上げ、ある時にすべて溶けてなくなってしまう。
そして、このような強烈な出来事が起こるから人は「本心」に気づける。
(気づいても言語化出来ないと、分からないままになるのですが)
でも、瞳子と清隆が選んできたことに嘘はなく
本心から選んでいるように見える。
でも、究極のところ本心じゃなかったから「絶望を伴う軌道修正が起きる」ということ。
結果だけが自分たちが何を選択したのか、を教えてくれる。
二人は最終的には「生きていく」という本心に気づいて別れます。
この生きていくのは、自分の傷のために生きるのではなく、自分のために生きていく、と言う意味だったのでしょう。
たったこの一言に気づくために、彼らは両親を失い、養子となるところから過程の全てを始めたのです。
本心なんて本当に「そんなもの」
人生を覆すような、目からウロコが落ちるような言葉じゃない。
たったそれだけ?そういいたくなるほどのシンプルな言葉にたどり着く。
本心に気づくための過程は壮大であり
色んな人をいろんな形で巻き込んでいく。
* *
数年後には海王星が牡羊座に入ります。
宇宙の真実以外のもの全てを溶かす海王星と
自分が生まれて来た意図にだけ意識を向ける牡羊座
この2つのエネルギーが一緒になると「魂の意図に沿わないことはすべて溶かされる」という事が起こります。
海王星の溶かし方に優しさも同情も無く、真実ではないと判断されたものは根こそぎキッチリ、跡形も無く消されてしまう。
清隆が存在意義を確認したくてフィリピンに渡り、男の子と出会い、すべてを失い、深い絶望と失意を経験したのは、まさにこのエネルギーと言えるでしょう。
しかし、魂の意図を掴み、魂の意図のために生きている人には宇宙から奇跡としか言いようがないギフトが沢山与えられる。
だからこそ、この何年も何年も宇宙は内面に向き合いなさい、自分の中にあるトラウマ、傷、闇、恐怖を終わらせなさい
そこから本心を見つけなさいというメッセージを私たちに送っています。
そして、コロナという存在を通じて、否応なしにそこに向きあわせようとしました。
でも、その宇宙からのメッセージはまだまだ届いていない人が多い。
私にできることは、宇宙と共に歩もうとする方に情報提供すること。
宇宙と共に歩むのは、人間として持っている重たいものを外す必要があるからキツイけど
それでも、宇宙と共に歩み、海王星牡羊座のエネルギーを自分の魂の喜びのために使いたい、そのために最大限の努力をする方のサポートをすること。
今は宇宙と共に歩もうとする人にとってチャンスの時期。
このチャンスを掴みたい方は是非、「正しい感情の感じ切り」を学び、魂の声に気づいてください。
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