Recap A/W semester of UEA
前回からの投稿から約3か月が経ってしまいました。
学期中に定期的に投稿したかったんですが、想像以上に課題に費やす時間がとられてしまって時間がとれませんでした。(言い訳です。)
12週の授業は思った以上にあっという間に終わってしまい、もう次のセメスターで1年のコースが終わりかと思うと、時間を有効的に使わないと気づいたら卒業になってしまうなと思った、そんなAutumn/Winter Semesterが終わり冬休みを過ごしている今です。
今回は、前期のセメスターの振返りをしようと思います。
Review A/W semester
私のコースは1セメスターで3モジュールが必須です。
1コマの授業も1時間~2時間。午前中だけで授業が終わる日もあれば、ランチの時間だけの時もあればという感じで、全体的に時間に余裕があるようには見えます。
ただ、セメスター内でテストやEssayの提出なども同時並行であったので、授業がない時間は基本的に授業の復習とEssayを書くために必要な文献を読みながらワードをぱちぱち打つという時間でほぼ終わります。なので、意外と忙しく過ごしていました。何よりも文献を読み込むのがやたら時間がかかるので、それだけで1日終わることもあったりして、最初は作業効率の悪さにもやもやしていたこともありました。
the modules I took in A/W Semester
私が前期セメスターで履修していたモジュールは以下です。
Approach to studying media and culture
Media and Society
Data, Politics and Society
それぞれでどんなことを学んだかを簡単に説明すると・・・
・Approach to studying media and culture
メディアおよび文化分析の手法を教わるモジュールでした。代表的なメディア分析として記号論やディスコース分析、Feminist media study、Audience Study など、メディア学の卒論を書いていくうえで必要な知識が網羅的にカバーされている内容だったと思います。私は大学の時にある程度このあたりは学んでいたこともありましたが、それにadd-onした内容も学べたことはとても大きな収穫だったと思います。特にメディア学に関する文献はこちらのほうが充実していて、日本では得られなかった情報が得られていることが、こちらに来てよかったことの1つです。
また、文化研究の一つで、イギリスの言語構造論学者として欠かせないStuart Hallを知れたことは本当に大きかったです。conjuncture analysisは代表的なHallの研究ですが、この方が残した功績としてディスコース分析まで及んでいることにびっくりしました。
・Media and Society
このモジュールは、上のApproach to~と少し内容が重なる内容もありましたが、こちらはメディアにまつわる経済、メディア規制、メディアとpoliticsなど、社会とメディアの関係性を主とした授業でした。こちらは大学の時にはそこまで触れてこなかった内容が多かったので、有意義でした。メディアのこと、知っているようで知らないことが多く、いかにメディアとの関係性、メディア社会が身近になっているかを改めて学べました。
・Data, Politics and Society
これは、モジュール選択をしたときと、実際に授業が始まってからのギャップに驚いてしまったものだったのですが、いわゆるPoliticsとデータをもとにどういう因果関係・相関関係が見えるかというのを学ぶ統計学の授業です。(メディアとはあまり関係ない。)R言語というソフトウェアを使って、データをもとにコードを書いてそれで求めた答えやグラフから何を読み取れるかを理解できる内容でした。数学の知識とかも少しだけ必要なので最初はモジュール変更しようかと悩みましたが、R言語の使い方がわかってくるとデータ分析がとても面白くなってきて、結果一番この授業が前期セメスターでは楽しかったです。マーケティングのキャリアでもこの知識は絶対に活きると思うので、後期のセメスターも同じようなモジュールがあれば、Non-creditでいいからぜひ受けたいと思っています。
Overview A/W semester
授業は全体的に小クラスではありますが、まだみんなの前で堂々と発言するというところまでは行けてないのがとても悔しいです。でも、少しでもいいから勇気を出して発言できた時もあったので、それはそれで自分を褒めたいと思います。
また、前期セメスターでは時間をかけすぎてEssayを書いてしまっていて、他に時間を割くことができなかったという反省点はありますが、しっかり文献を読みこむことができたのはきっと後々に活きてくると信じています。
Next semester and dissertation
次期セメスターは、前期で学んだことを応用するかたちで、メディア×politics、メディア×public relations、コミュニケーション論が学べるモジュールを選択しました。特にpoliticsとmediaとの関係は興味がある分野ではあるものの、これまでちゃんと向き合ったことがないエリアなのでとても楽しみです。前期の反省を生かして、より充実したセメスターにできればと思っています。
そして、来期はいよいよdisserstationに向けて本格的に取り組む必要があります。前期のSammative Assessmentでproporsalの提出があったので、論文の構成と方向性だけは固まっていますが、より具体的な分析をしていくのが後期のメインでやらないといけないことなので、早めに取り組んでいけたらなと思っています。
Next topic
前期のセメスターが終わった翌日から、23日まで10日間のイギリス国内旅行に出かけていました。スコットランド→湖水地方→マンチェスター(Lake District)→ロンドンというかたちで回っていました。旅の振り返りも踏まえて旅行記として投稿できればと思っています。