25歳、無職、実家暮らし そろそろ携帯も止まる 半年振りに会った彼は言った 彼は既読無視をよくする 私からの着信は2日後に寝てたと返信する キリンの睡眠時間は20分らしい コアラの睡眠時間は22時間らしい コアラの2倍、寝ている彼は人間では無い 差し出した手に触れようともしない男だった それは同情だったのかもしれない だが救いたい想いの方が大きかった 金は無くても誰かといるだけで楽になれる そんな彼に死ぬまでうざがられていいと思った
高校時代の親友が上京するらしい 理由は私と仕事がしたいかららしい 理由は私とだったら成功する気がするらしい 理由は高校時代の私が輝いて見えていたかららしい 他者評価とは偉大なものだ 自己評価と乖離しすぎている こんなことを言っているが 嬉しいことに違いはない そんな彼と仕事ができることは ある意味、プレッシャー。 ある意味、高揚感。
snsに載せられないことをして生きたいと思う それは犯罪行為なのか それは誰かとの秘密事なのか はたまたこの文章のような 小っ恥ずかしいことを綴ることなのか タイトルに惹かれてこの記事を開いてくれた方へ ありがとう
自分は運がいい そう思う出来事はたまにある 来月どうやって生きていこうと 貯金残高とカード明細を照らし合わせる月半ば その月、たまたまネットで話した女の子が 年収2000万のキャバ嬢で 何故か気に入ってくれて 会いたいと言ってくれること 別にお金を貰える訳では無い それでも私は運がいい その一瞬の出会いで 来月もなんか生きていけると思えたから