福馬彩弥子

カプースチンを弾く人。 伴奏、指導も行っています🫧 2022年テレビ朝日「となりのチカラ」にて風吹ジュンさんのピアノ指導を行いました!

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カプースチンを弾く人。 伴奏、指導も行っています🫧 2022年テレビ朝日「となりのチカラ」にて風吹ジュンさんのピアノ指導を行いました!

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    カプースチンについての記事をまとめています✏️

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    ロシアとジャズについてまとめてます🌿

最近の記事

#14 “グルーヴ”って一体何?

こんばんは🌙 カプースチンを弾く人たちなら少なからず1回以上は耳にしたであろう“グルーヴ感”という言葉。 私はカプースチンを弾き始めるまで、グルーヴ感という言葉すら知りませんでした。 調べると… 要はジャズのリズム感のことなのかな? …と言った具合に、なんとなくでしか“グルーヴ”の言葉の意味について理解できていませんでした。 前回の記事でパーカショニストの方達と今カプースチンをやっているということを書きましたが、この前なんとなくグルーヴ感って一体どういうこと?と質問

    • #13 打楽器とカプースチン 合わせ

      お久しぶりです。 いつも投稿が久しぶりになってしまいますが…数ヶ月ぶりの投稿です🌙 最近、ようやく8つの演奏会用エチュードに取り掛かっています。 カプースチン を好きになった時からずっと聴いていた大好きな曲ですが、学生時代はとにかく課題曲や伴奏に追われる日々🫠 不器用な私にはとてもカプースチン のエチュードを攫ってる時間など作れず、ずっと挑戦できず終いだったのでようやく…!といったところです。 しかも今回ただ攫うだけでなく、密かに前からやりたいと思っていたカプースチ

      • #12 カプースチンの夜会を終えて

        またまたお久しぶりです…🙇 投稿が滞りに滞り、今更?感満載ですが4/28に日本カプースチン協会でお馴染みのJK arts様主催、オールカプースチンプログラムによるコンサート『カプースチンの夜会』を無事終演することができました! ソロから室内楽、連弾まで幅広いカプースチン作品を盛り込んだコンサートで、お客様目線然り自分が演奏する分にもまたとないプログラムでとても刺激的でした。 当日のゲストにはなんと西本夏生さんをお招きしたわけですが、明るく気さくな方で楽屋でもたくさんお話

        • blog ショパンが好き

          少しお久しぶりになってしまいました😅 かなーり遅ればせながらですが明けましておめでとうございます。今年は去年よりもたくさん挑戦して動き続ける年にしたいと思っています。今年もよろしくお願いしますm(_ _)m 今日はカプースチンから離れて、ショパンが好きという話。 私の好きな作曲家は、カプースチン、ラヴェル、クープラン、モーツァルト、そしてショパンです その時々で増えたり減ったり、好みは移り変わりますが今はこんな感じです。 元々好きではありましたが、ショパンが好きと再確認

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        記事

          #11 ジャズを聴いて

          こんにちは!! 先日、実は初めて生でジャズを聴きに行ってきました🫶 ブルーノート東京、初潜入でしたがすごいのなんの! 受付を済ませて階段を降りると、街中、入り口の静かな雰囲気から一掃して賑やかなエンターテイメントの世界が広がります。 地下秘密基地に紛れ込んだような非日常感に早速テンション上がりっぱなし😂❤️ 先日聴いたザ・ホット・サーディーンズはNYの古き良きジャズを演奏するバンドなのでラグタイムやスウィングジャズを中心としていました。 ジャズの良さって本当いっぱいあ

          #11 ジャズを聴いて

          #10 濱川ピアノパーティに参加してきました

          こんにちは! 先日、濱川ピアノパーティに参加してきました。 この会はかれこれ30回以上の開催とのことで、主催者の濱川礼さんは日本人で初めてカプースチンとコンタクトを取り、カプースチン本人と親交のあった方です。 濱川さんですが、去年のパーティの直後に逝去され、私はお会いする事が叶いませんでしたが、参加されていた皆さんから濱川さんのお話をたくさん聞くことができ、とても多才な方だという印象を受けました。 このパーティにはカプースチンと会ったことのある不破友芝さんも参加されてい

          #10 濱川ピアノパーティに参加してきました

          #9 カプースチン談義してきました

          先日、川上先生とカプースチン仲間の皆様とひたすらカプースチンについて語るという、夢のような時間を過ごしました。 ブログにもお書きになられていましたが川上先生は最近ドイツに行かれて、カプースチン弾きでお馴染みのドイツの若手大活躍ピアニスト、フランクデュプレーとお会いしたようです。 デュプレーのお話もたくさん聞かせていただきました。 詳しくは川上先生のブログ、ご覧になってみてください👀 川上先生がカプースチンと初めて会った時のお話やカプースチンのお茶目なエピソードもたくさん

          #9 カプースチン談義してきました

          #8 クラシック作曲家からの影響

          こんにちは!カプースチンに影響を与えた作曲家偏、第2弾です! カプシリーズの更新が滞ってしまいましたが、またコツコツやっていきます🫡 ラフマニノフからの影響 カプースチンの作品において、ラフマニノフからの影響を指摘する先行研究が数多く存在します。とある研究では、《ピアノソナタ 1 番》において、16 分音符で奏される息の長いフレーズや、 ハーモニーの中で際立たせて歌う叙情的なメロディー、複雑なハーモニーを必要とする分厚いテクスチャーのパッセージなど、ラフマニノフの音楽に

          #8 クラシック作曲家からの影響

          blog 広島サロンコンサートを終えて

          こんばんは🌙 久しぶりの投稿になります😅 先日、地元広島で市の文化財団が企画するコンサートに出演してきました。カプースチンのピアノソナタ6番と、大学時代の友人でメゾソプラノ歌手磯田さんをお招きして初めてのドイツリートにも挑戦しました🎵 地元ですが、広島のお客さんに聴いてもらうのは初めてでした! 平日のお昼間でしたが高校の時の先生や昔からの友達も駆けつけてくれ、また広島で私にずっとピアノを教えて下さっていた恩師にも6,7年越しにやっとピアノを聴いてもらうことができました。

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          blog 海外旅行記2🇩🇪

          おはようございます☀ 前回に引き続き海外旅行記ドイツver.です✈️🇩🇪 そういえば、使った航空会社はドーハのカタール航空🇶🇦だったのですが、めちゃくちゃ快適でした✨ 機内は綺麗だし、機内食もとっても美味しい🤤 飛行機に乗る時間が楽しみになるくらい快適でした!カタール航空超おすすめ👀! パンを食べたことくらいしか分からないようなショットの写真しかなかったのですが( ;∀;) ちゃんと撮ればよかった😫 拠点のドーハハマド空港もとても綺麗で、めちゃくちゃ広かったです😂広すぎ

          blog 海外旅行記2🇩🇪

          blog 海外旅行記🇩🇪

          今日はブログです! 先日、本当の名刺代わりになるのは羅列された経歴ではなく演奏動画だったり人となりのわかる文章だったりだ、といったようなお話を聞く機会がありまして、腑に落ちたのでせっかくnoteをやっているのもあり、blogも並行していきます。 こちらの方が更新頻度は上げられそうです笑 先日、といってももう2ヶ月前になっちゃいましたが初ヨーロッパ旅行に行きました✈️ ドイツに1週間、ポーランドに3日滞在しました🇵🇱🇩🇪 海外旅行は行っても韓国までにしか出たことがなく、

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          #7 ジャズピアニストからの影響

          今回からカプースチンが影響を受けた作曲家編!2回に分けて書いていきます。まずはジャズピアニストからの影響をまとめていきます ---------・---------・-----------・-------- ✂︎ --- カプースチンが影響を受けたジャズピアニストには、オスカー・ピーターソン Oscar Peterson(1925-2007)、アート・テイタム Art Tatum(1909-56)、ハービー・ハンコック Herbie Hancock(1940)、ビル・エヴァ

          #7 ジャズピアニストからの影響

          #6 カプースチン作品の変遷②

          前回に引き続き、カプースチン作品の変遷を辿っていきます🏃‍♀️ 演奏活動から退いた後のカプースチン作品がどう変化していったかについてです。 演奏活動からの引退後 (1980-2020 年) ○1980年代 演奏活動から退いた 1980 年からは、ピアノ独奏曲の作曲が増えてきます。 この時期に書かれた作品には《ピアノソナタ第 1 番 ソナタ・ファンタジー Sonata Fantasia》Op.39(1984)、 《8 つの演奏会用エチュード Eight Concert E

          #6 カプースチン作品の変遷②

          #5 カプースチン作品の変遷①

          こんにちは。暑い日が続きますね、溶けそうです。 カプースチンの作品といえば、ジャズの要素が多くて明るく楽しい雰囲気の音楽、というイメージを持つ人が多いと思いますが、それは初期の頃の作品に見られる一側面であるということをご存知でしたでしょうか? 中期以降、特に後期の方になるとその作風はどんどん変化し、ジャズとクラシックが複雑に絡み合ったカプースチンの個性がより明確になっていきます。 カプースチン本人とのやり取りを基に執筆された論文「ニコライ・カプースチンの音楽におけるクラ

          #5 カプースチン作品の変遷①

          #4 カプースチン祭り

          おはようございます☀ 今更ですが4月に行われたカプースチン祭りについて✏️ カプースチン祭りの存在を知ったのは3年前くらいです。音楽バーの店頭にチラシで置いてあるのを発見し、「カプースチンにフォーカスした祭り?!」とビックリしたのを覚えています(笑) 去年初めてプチカプースチン祭りを聴きに行ってたくさんカプースチンの曲を聴いて、あぁ、やっぱりカプースチンいいな、好きだなと思い、自分もここで弾きたい!と目標ができ、出演申し込みをしました。 リハで聴こえてくる曲が全てカプ

          #4 カプースチン祭り

          #3 ソ連とジャズ②

          ラジオ放送  1950年代当時、冷戦中だったので西側諸国の電波はもちろん遮られていたものの、スターリン死去後の1953年からソ連国内では禁止されていたジャズへの粛正が徐々に緩んできたりと、だんだんと社会が変化していきます。  カプースチンはモスクワ音楽院付属高等音楽学校時代に、自身とジャズを出会わせるきっかけとなる人物、アンドレイ・ミハイル=コンチャロフスキー(1937-) と知り合うことになります。 コンチャロフスキーはカプースチンと同じ門下生で、彼の父親のセルゲイ・ウ

          #3 ソ連とジャズ②