私がTwitchの視聴者数が減ってもモチベーションを保ち続けている理由

TwitchデビューからRTA走者として成功するまで

私がTwitchで配信を始めて3年少々が経ちました。
自分一人でゲームするより、どうせなら誰かに見られていた方がいいんじゃないかな~という軽い感じのノリで配信を始めたのを覚えています。
しかし、いざ配信を始めてみると、誰も見に来ない。
フォローされても相互フォロー目的のフォローばかり。
そうして1年半位ひっそりと配信を続け、2022年の初頭にRTA走者になり、そこから一気に視聴者数、フォロワーが増えました。
その勢いは衰えを知らず、「どうせならこのままパートナーまで行ってやろう!」と思った時期もありました。

配信者として最もピークだった1か月のデータ。まだまだ勢いが衰える様子は無かった。

ところが、2022年の年末辺りから、徐々に視聴者数が減り出しました。これには様々な要因が考えられるので何とも言えませんが、個人的には以前と変わらず配信していたし、何か問題になるような事をした覚えはありません。
この時期からRTAに対するモチベーションが下がり始めていました。
AGDQ2023という世界でも有数のビッグイベントに出る事になっていたので、もうそれだけの為に配信していたといっても過言ではありませんでした。
案の定、イベント後に燃え尽きてしまい、無期限のRTA活動休止宣言を行いました。
その後は、以前のようにダラダラと普通にゲーム配信をする日々が続き、視聴者数や新規フォロー数も右肩下がりになっていきました。

RTA走者引退

その後も一向にRTAを再開しようという気が起こらず、2023年5月、遂にRTA引退宣言をしました。
Twitter(現、X)上では、「そう言う奴に限ってまた戻ってくるんだよなあ」とか言われてるのを目にしたので、こっちも躍起になって、誰がどう見ても二度と戻れないような環境にしようと配信で引退セレモニーを行いました。
資料もしっかり作り、どういう段取りで喋るかしっかり準備した。
華々しく引退するイメージはしっかりできていました。
ところが…
いざ配信が始まると想定外の出来事が起こります。
本来なら、「一部の配信者達に対して賛同できない」程度のニュアンスの話をしようと思っていましたが、当日の視聴者とのやり取りをしている内に特定の配信者の名前をほぼ晒して非難する形になり、事前に話すつもりだった内容から逸脱してしまいました。
そうなるともう軌道修正が効かなくなり、ただ他のRTA走者に対する文句を言って終了という結果になりました。
当然該当する方の殆どからフォロー解除されました。
配信中にフォロワーが10人以上減ったのを覚えています。
完全に引退セレモニーは失敗に終わりました。

その後、Twitter上で自分の事と思われるツイートを目にしました。
「うつの人だから正常な判断ができなかったんだろう」
もうTwitterを見るのが怖くなり、SNS断ちをしました。
そして、引退セレモニーの翌日を最後に1か月程度配信も休止しました。

配信再開

そして6月に入り、気持ちも落ち着いてきたので、配信を再開しました。
再開初日はどれだけの人が見に来るのか、どういう反応があるのか、とても不安でした。
結果的に、視聴者は激減。
チャットも本当に親交の深い人からのみ。
荒れるかもしれないと思っていた心配は杞憂に終わりました。
でも、大切なものも失いました。
そこから日々減り続ける視聴者数とフォロワー。
RTAを辞めるとここまで注目されなくなってしまうのか。
実際に辞めて身に染みました。
そして、この記事を書いている2023年9月7日現在の直近1か月間のデータがこちら。

全てのデータがピーク時とは比べ物にならないくらい激減。平均視聴者数が5を超えている日はレイドをいただいた為。

自力で平均視聴者数が5以上になる日が無くなりました。
最近はアフィリエイトの条件を満たすのがやっとな状況です。

それでも毎日配信するモチベーションは保てています。
その理由とは…

どん底な状態でもモチベーションを保ち続けられている理由

それではどうやって配信するモチベーションを保ち続けているのでしょうか。
それは、Twitchで配信するだけが全てではないという事です。
Twitchで配信している方はストリーマーであると同時に、動画クリエイターでもあるのです。
Twitchには、最大60秒間のクリップを作成する機能や、永久的に好きなシーンを残せるダイジェスト機能があります。
Twitchにはクリップを簡単にYouTubeのショート動画として投稿できる機能があります。
例えTwitchの視聴者数が少なくても、厳選したシーンをYouTubeに投稿すればそっちがバズるかもしれない。
YouTubeだけでなく、InstagramやTikTokにも投稿すれば可能性はさらに広がります。
Twitchで配信している時間だけが全てではないのです。
Twitchはライブ配信という特性上、どうしても視聴者とのタイミングが合わない場合があります。
日時を変えればもっと視聴者が増えるかもしれない。
けど、配信者も配信できる時間が限られている。
であれば、好きなタイミングで配信のクリップやダイジェストだけでも見てもらおうと思い、60秒以内のクリップであればYouTubeとインスタとTikTokの3つのSNSに、それ以上時間のダイジェストであればインスタとTikTokに投稿するようにしています。
そのような試みを始めてから、各SNSで1つずつ再生回数1000を超える動画が出ました。
面白い事に、その全てが違う動画なのです。
それぞれのサービスでウケる動画か違うって面白くないですか?
今は、なぜそのサービスでこの動画がウケたのか分析をしています。
たまたまなのか。そのサービスを利用している層に刺さったのか。

そしてもう1つ。
RTA引退セレモニーで特定(主にパートナー)の方をボロクソに言って失敗したのにも関わらず、フォローし続けてくれたり、新たにフォローしてくれる方がいる事です。
もちろん大手配信者の方もおられるので、いちいちフォロー解除するのが面倒だからそのまま放置されてる可能性もありますが、フォローし続けてもらっているのには変わりはありません。
実は引退セレモニーの後、TwitchとTwitterのフォローをごっそり外しました。
中には外す必要の無い人もいました。
当時はそれだけSNSに対する恐怖に追われていました。
今は精神的に安定しているので、今一度自分の行いを振り返り、反省して、未だにフォローしてくれている人には再度相互フォローしました(漏れがあるかもしれませんが)。
フォロワーが減ったと言っても、Twitchではまだ700人近い方がフォローしてくれています。
その数字を真摯に受け止め、その人達の為にも配信を続けたいと思っています。

さいごに

長々と書きましたが、今の視聴者数は片手で数えられる程度です。
が、ほぼ毎日見に来てくれる人もいるし、久々にチャットしてくれる人もいるし、感謝の言葉しかありません。
可能性は無限大とはいいませんが、諦めたらそこで終了です。
時には立ち止まって考えるのも大事かもしれません。
折角築いてきた人間関係を自ら捨てる事はせずに、無理のない範囲で、自分のできる事をやっていこうと思います。
初心を忘れずに。
感謝の気持ちを忘れずに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?