【風土を考える】世界遺産 福建土楼|今日の1冊#044 漱石(So_seki) 2022年3月10日 07:20 中国福建省南西部の山岳地域にある客家、その他の人々による独特の版築建築物で客家土楼(はっかどろう)とも呼ばれています。12世紀から20世紀にかけて建てられたものがほとんど008年、福建の土楼として、ユネスコの世界遺産に登録された。「生活と防衛を集団で行う組織の、特徴的な伝統的建築と機能の例として、またその環境と調和したあり方に関して」優れた点が認められた一般的に、中央に中庭を置き、居室の壁を周囲に巡らす。福建土楼は、中国の伝統的住居の「外に閉じ内に開く」概念に従って設計されている。土楼は、土の地面に2段から3段、石を敷き詰めて舗装したものを基礎として建設される。一番上の段の基盤に丸く排水溝が作られ、雨水が土楼の壁を損ねるのを防ぐ。土楼の外壁は2つの階層からなる。下の階層は、切り出した石のブロックや、川の玉石と石灰、砂、粘土を混ぜたものを1メートルから2メートル積み上げて造られる。これは、この地域の洪水の水位を考慮した高さである。石の階層の上に、押し固められた土壁が積み重ねられる。壁は中央に向けて建設されることで、自然の重力で壁を支えあうように造られている。 ダウンロード copy #読書記録 #中国 #風景 #建築 #世界遺産 #風土 #福建土楼 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート