スカパラ甲子園
スカパラ甲子園。35周年の集大成ライブに行ってきた。
セットリストはタワレコさんのXを貼ります。
開場してから雨が降ったらしく、椅子は拭かないと座れない状態。マウンドの上に敷かれたシートにも水たまり。
45Lのゴミ袋もってきてよかったー。
しかし、最近のコラボは全然チェックできていないな…楽しめるかな…
楽しめないと寒いだろうな~やだな~
と、会場に入って席につくまで、かなりブルーでした。
セットリストはこんな感じ(タワレコXより)
新旧まんべんなく。楽しめてよかった。
以下、感想をざくざくと。
一部メンバーが呼び捨てだったりするのはご容赦を。
●オープニング映像
スパイ大作戦でいいんだよね?一時期登場にも使ってたやつだったと思うけど。
その音楽にのせて、太陽にほえろ!風のVTR。欣ちゃんがパロっているのはたぶん、"殿下"。わかる人いるだろうか。そしてボスのがもうさんは、ブラインドを指で開けてました。
●甲子園のサイレンで開幕。
生サイレン、なんだかありがたい感じがした。
●打順=ステージへの登場順
谷中は四番。沖さんがダメ押しの五番。そして、ラストはスカパラの終着駅、がもうさん。
なんかこの打順。納得だわー。
●モンスターロック。
もう封印されてると思ってたので、聴けて嬉しかった。
●火の玉ジャイヴ・ルパン三世
青木さんを思い出す2曲。青木さん聴いてるか?ここで叩きたかっただろ?
●バーニング・スケール
これはギムラさんを思い出す。Pioneersは、ギムラさんの色が強めのアルバムだった。マライの號とか入ってましたね。
●Storm Rider
谷中…ほんとに上手くなったねぇ。努力の35年!えらいよホントに。
●奥田民生
森かな~流星かもと思っていたら、まさかの「さすらい」。
ちょうど夕暮れ時、さすらいから美しく燃える森。いい時間に出てきたなあ。そしてやっぱ歌上手い。
●花ふぶき
途中の手拍子、オレ完璧、自画自賛(笑)。3列ほど前に同じ時代に聴いてきたと思われる人。同じところで同じリアクションをしていて、めっちゃ嬉しい。
●一段落終えるごとにライブが終わったかのような盛り上がり。それだけ決めの曲が多くなったんだなあ。
●ゲストボーカル
それぞれに持ち味があるのがよく分かる。みんなちがってみんないいというやつですね。でも、歌いたいと思う衝動は共通しているようにも思えた。ボーカリストって皆かっこいいな。
あと、チューバを持ち上げてスタンドプレー、お立ち台からジャンプする人を初めて見た。
●SUPER EIGHT
テレビに出ている人はオーラが違う。何かやっぱ発しているというか。
大観衆慣れしていて、喋りもうまい。歌も想いが伝わる感じがとてもよかったです。超絶技巧なんてなくてもOK。音楽はパッションだ。菅田将暉にも同じようなものを感じた。
上手い下手じゃなく、比べるものでもない。
一人一人思い想いに楽しんでいるというのが、ステージ上からあふれかえっている、その雰囲気がとても素晴らしかった。
●沖さん
君と僕、モノクロ映像はだめだー。涙出る。
水琴窟のピアノはもう芸術。楽譜には絶対に表せない、パッションの塊。
お父様(沖浩一:オルガンプレイヤーであり、ミスターエレクトーン。2022年逝去)も空の上から息子と同じニコニコ顔で観ていたと思います。
●イノセントワールド
さすらいと同じく、まさかここで聴けるとは②。リボンで、ステージ下手から中央に全速力でダッシュしながら普通に歌ってるのを観た時には、「あ、すげえ。鬼の心肺機能」と思いました。
同業のCADオペさんにファンがいるから、CADオペ忘年会で自慢する。
●ムロツヨシ
昔、竹中直人といろいろやっていたのを思い出した。歌が歌える俳優枠というか。ムロさんの好きな音楽のカバーとかやっても面白かったかも。1曲でバッと演って煽るだけ煽って、サッと帰るのは個人的には好きです。
●がもうさん
最後にギムラと青木さんの名前を出してくれてありがとう。泣いた。
谷中のように、事あるごとに言及してくれるのも、それはそれでいいのだが、今まで何も言わないできた人の口から名前が出てくるのは、やはりくるものがある。
●チバユウスケ
ゲストボーカルで参加した2曲が披露された。誰かが歌うんじゃなくて、トランペットのメロディだけ、スカパラだけで演奏というのがとてもよかった。沁みた。
●会場、自分の周り
人によって盛り上がるところ、盛り上がる曲が違っている。その人が聴いていた時代が違うのがよく分かる。老いも若きも、男も女も、本当にいろんな人が集まっているなと、いつもよりも実感があった。
そして隣の席の方がとてもフレンドリーな方で。ライブも隣で楽しく観れて、帰りも途中までご一緒させていただいた。人見知りなので、こんなことはめったにないので嬉しかったです。
終わってみればめちゃめちゃ楽しかったです。
自分的にも35年の集大成、観ながらいろいろなことを思い出しました。
節目のものを観ておくことは大事だとも思った。
お疲れ自分!