無理をしない 無理がきかない
先日
玄関の花壇の掃除を夢中になってしてしまい、
その日の晩ご飯後は、
首と喉と肩の痛みで、何もできず。
早めに就寝。
それが悪かったのか、
明け方
喉の痛みで目が覚め、
わあ
風邪かあ?
凝り風邪?
どうしよう。
と焦ってしまい、
よしそれならばと
ヨガのアサナと呼吸法をして
朝起きるとすっかり元気に!!
とはいかず、
今度は首が痛い。
起きたくない。
と30分ほどの二度寝。
で
あら不思議
元気に復活することができました。
最近、友人から
「もう無理がきかない年齢だからねえ」
という言葉をよく耳にします。
やっぱり、
私も年のせいですね。
若い頃はこれくらいのことで
痛いことなんかなかったですからね。
と
言いたいところですが、
私の若い頃の体力のなさは
そんな甘いもんではありません。
特に
中学、高校時代の私。
ちょっとだけ
一生懸命してみたら、
とたんに
どこかに不調をおこしてしまう。
そんな
軟弱なあかんたれでした。
そのおかげで
年のせい…
と落ち込むことはあまりありません。
が
こんな
気持ちが知らず知らずに無理をして
大事に…
っていう気もします。
ヨガのクラスでは、
「無理をしないでください!」
ってよく声をかけます。
無理という漢字は
理が無い=道理に合わない
と、書きます。
そう、道理に合わない事は
どこかに不具合をうみます。
それが体関係の無理なら
痛めたり、怪我をしたり
だから無理は禁物なんですが、
(これは前にも書いたように
手を抜いたり
怠けたりすることが無理をしないことではありません。
もちろん
わざと手を抜くこととか、
怠けることはなくても。
ついつい怠けてしまうときもあったりします)
私の今回の花壇の掃除は
夢中になったというより
もっともっと
と
欲を出して
頑張りすぎて
やっぱり無理をしてしまったんでしょう。
そして
翌日や翌週に
掃除を繰り越すとういう決心を怠けてしまい
とにかく
今日中にここまではしたい!
という執着心。
ヨガの大切な言葉の一つの「ヴァイラーギャ」
がぬけていました。
意味は離欲です。
執着心を捨てること。
諦めもかんじん。
生前母が
よく
「掃除せんでも死なへん。」
と。
育児中なんかはどれだけその言葉に救われたか。
そう言いながら
母は
掃除以外は無理ばっかりしていましたが。
まあ、
そういうことですね。
色々うまくいかないのが人生。
だから面白い。
のかな。