暑い!ヨガをしたら暑くなくなる?
蝉が鳴いています。
蝉の鳴き声は好きなのですが
この暑さには参ってしまいます。
でもね、ヨガをしたら暑さなんてへっちゃらになるんです。
ヨガの経典「ヨガスートラ」
にそう書いてあるんですから確かです。
ヨガスートラ
2章
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アサナ(=座法≒ポーズ)は安定した快適なもの(でなければなならない)。
…*そうなればいいなあ。きっと続けていくと、そうなるよ。くらいの感覚でいいで続けていくとそうなります。
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それは、緊張を緩め、心を無辺なものへ合一(アナンタサマーパッティ)させることによって得られる。
…*無辺とは?
広々として果てしない
元々のサンスクリット語では
アナンタサマーパッティ
アナンタはインドの神 ビシュヌ神がそのうえで休息するとされる蛇の名称です。
神が心乱されず休息できるように
動じず、ただひたすら心地よい状態です。
48
その時、行者(ヨガをする私)は、
寒いや暑い。
苦しいや楽しい。
褒められるや貶される
等の相対的な状況に悩まされることはない。
ほら、ここに寒いや暑いに悩まされなくなる。
ってちゃんと書かれてあります。
心も体も緊張させず
動じず、ただひたすら心地よい状態で
アサナを行っていけばいいのです。
ただそれだけのことです。
ただそれだけが難しい。
難しくてもいいのです。
ああ、難しいよね。
ってさらっと流してもらえれば。
ヨガをしたら
体感温度が
40度から20度に変わるわけではありません。
暑いね。
けど、それがどうしたの?
寒いね。
うん、それもどうしたの?
こんな感じです。
生活していたら
楽しいこともあるし
苦しいこともある。
褒められることもあるし
けなされることもある。
暑いも寒いもそれと同じ。
暑い苦しい
って悩まずに
仕方のない事として受け入れる
いやいや
そんなにいつも冷静に受け入れるのは無理。
じゃあ
そこでジタバタしていればいい。
でもジタバタし続けると
心も体も緊張して硬くなってしまって
ますますそこから抜け出せなくなる。
じゃあ、
ちょっと
こっちへきて
そのジタバタしている私を
冷静にみてみよう。
この冷静で穏やかなのが本来の私。
あのジタバタしてるのは
本来のわたしのために
戦っていてくれてるのかな。
戦うために
エアコンなど使うのもありです。
なにも
無理して暑いのに耐えろ!
耐えていればそのうち涼しくなるよといっているわけではなく。
暑い暑いと
グチグチいっている自分を
楽しみながら見ている私もいてるんだよ。
それも結構難しいです。
そんために
アサナがあります。
アサナをしながら
自分を観察していく練習
観察している私に気づく練習
それを続けていくと
暑いのも
そこまで
嫌なもんではなくなる日がくるかもしれません。