見出し画像

プラナヤーマ 呼吸 スシュムナー 肋骨

ヨガのクラスで行う呼吸法。
本来はプラナヤーマと言います。

プラナ(プラーナ)を日本語に言い換えると、
生命エネルギー。
「生命の力」

そう
プラナは
私たちの生きる力です。

ヨガは
この内や外のプラナを上手く取り入れ、
使い、
排出しながら、
活用していく力を高めます。


プラナは与えられるばかりではありません。
自分の中にもあります。


プラナは目に見えるものだけではありません。
あらゆるところに形を変えて存在しています。

また
プラナは良いプラナだけではなく、
悪いプラナもあります。

良いプラナも悪いプラナに変わったり、
悪いプラナも良いプラナが変わったり、

いえ
良いも、悪いも
その人によって
その状況によって違うので
プラナの変化というより
状況の変化かもしれません。

まあ、
良いも悪いも
取り入れないと話になりません。


呼吸法は
これを
「吸う」で取り入れ、
「止める」で一旦ためて、
「吐く」で排出します。

良いものだけを選別して取り入れる必要はありません。
最初にいったように
内にもプラナがあるので、
悪いものを取り入れても
内にあるものが浄化してくれることもあります。
もちろんその反対もあります。

「毒にも薬にもならない」ということわざがありますが、
「毒にも薬にもなる」んです。

どうすれば薬にできるか?

食事に気をつけ、
 偏らないように
 食べ過ぎないように。
ストレスをためない。
適度な運動をする。
 筋肉をつける。 
 ストレッチをする。
 インナーマッスルを鍛える。
 体力をつける。
頑張りすぎない。 
外に出る。
睡眠をちゃんととる。
 などがよく言われることです。

(他にも健康診断を定期的に受ける。
とかもありますが、
これに関しては
私は殆どしていないので
強く言えません)

でも
日常の生活ですぐに取り入れることが出来るのは呼吸です。

何度も言いますが、

呼吸でプラナを上手く取り入れ
体の中を巡回させ、
排出すること。

この
プラナの体内での流れの道を「ナディ」といい、
ナディには詰まりがなく、スムーズに流れる道でないといけません。

そのナディ中心になるのが
背骨に沿って位置する「スシュムナー」です。

このスシュムナーの位置する背骨と肺を囲む肋骨が緊張したままだと
プラナを上手く活用できません。

では
緊張をとるにはどうすればいいか?

様々なヨガの動きで
体を動かし
詰まりやこわばりをとっていきます。

が、
実は
体は
何年、何十年の体の癖がしみついていて

どうしても
無意識に
動きが偏ってしまいます。

例えば
肩甲骨をほぐそうと
肩のストレッチをしても
伸びるは腕や背中の一部分だけで
肩甲骨周辺の筋肉は反対に固まってしまったり

体の奥の筋肉を鍛えようとしているのに
外側ばっかりに力が入って
内側が働かなかったり

そこでやっぱり呼吸に戻ります。

呼吸の力は
本当に素晴らしく

呼吸するときの意識の仕方をかえるだけで
使う筋肉や
ほぐれる箇所を変えることが出来ます。

じっとしていても呼吸はできます。


文字に書いてもうまく伝ないのですが、

とにかく

○○呼吸法
△プラナヤーマ
などにこだわらなくてもいいので


自分の呼吸に意識を向けて
その呼吸と
肋骨や肺
背中やお腹の動きを連動して観察するところから始めてみてください。

 上手くできなくても全く問題はありません。







いいなと思ったら応援しよう!