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本業の手を抜いてはいけない
前の記事でも書いたが、収入を増やそうと思ったら副業を始めるよりも先に本業に力を入れるべきだ。僕がそう考えるにはいくつかの理由がある。
まず、本業は一週間のうち普通5日間はそれに従事することとなり、1日8時間だとして週に40時間をそれに費やすこととなる。この40時間というのは非常に大きな時間である。
人生の中で最も大切な資産は時間であり、その貴重な時間を週に40時間も費やすのだから、無駄にしたらもったいない。だからまずはこの40時間を費やす本業に力を入れるべきなのだ。会社員として仕事をしているのであれば、この40時間はある意味強制的に会社での仕事をしなければならばい。この半ば義務として存在している40時間を無駄に使うのではなく、その40時間から最大限の収入を得ることを目指して働くべきなのだ。
次の理由として、会社員の副業というのは、あくまでも副業の域を出るものではなく、本業のアドオンとしての副業という位置付けになる。極端な話、本業以上に稼げるような副業であれば、そちらを本業に据えれば良いわけで、副業が本業の収入を超えることは普通に考えてほぼありえないことなのだ。(もちろん例外的に大成功を収める人もいるが、その場合はその時点でそちらが本業に入れ替わるのが普通だ)
月収20万円の会社員が、仕事が終わってからの時間を使い、副業で毎月2万円を稼ぐとする。もちろんこの2万円の収入増は本人にとって大きなものだろう。この2万円を手に入れることは当然価値のあることだ。でも、ここで間違えてはいけないのは、この2万円があるからといって、本業を疎かにして良いということには全くならないということだ。
なにしろ、会社からもらう給料は、あくまでも本業なのだ。こちらの手を抜くような事があれば、先々その手抜きは収入が増えないとか、あるいはひどい場合には収入が減ることにもつながってくる可能性がある。だから、副業で少しばかり収入が得られたからといって、本業を疎かにしてはいけないのだ。
手を抜いてダラダラやろうが、目的意識を持ってしっかり働こうが、同じ40時間を費やすのだ。しっかりと働いて、将来的に多くの給料をもらえるように本業に取り組んでいくことが重要なのである。