ロケットや人工衛星の数え方
ロケットは1台?1機?人工衛星は?
星空ラウンジ☆のLINEのオープンチャットで話題になっていたので、忘れないうちにメモしておきます。
ロケットや人工衛星をなんと数えるか?
みなさんはおわかりでしょうか?
LINEのオープンチャットはこちらから
ちなみに飛行機は
飛行機は1機(き)、2機と数えます。航空機の運行に関しては1便(びん)、2便と数えますね。ではロケットはどうでしょうか?
ロケットは「機」「台」で数える
kyoyaさんが調べてくれましたが、
数え方の辞典によると、ロケットは「機」や「台」、「本」で数えるそうです。 小型で細長いロケットは「本」、大きいものは「機」、「台」と数えるのですね。
どこまで小型でどこから大型かわかりませんが、ペンシルロケットなどは小さくて細長いので「本」ですね。ペットボトルロケットなども「本」ですね。
動かないものを数えるときは「基」
ロケットは「機」「台」で数えますが、ロケットの発射台は動かないので「基」と数えるようです。同じ「き」という発音なので、漢字で書かないと違いがわかりませんね。
人工衛星は「基」と数える
人工衛星は動いていますが、軌道に据えて機能するものという理由で「基」と数えるそうです。
スターリンクは一度に50基くらい軌道に投入していますね。
ということは国際宇宙ステーションも1基と呼ぶのかな?
人工衛星は「機」とも数える!?
Naokiさんから更に細かい違いを教えていただきました。
衛星の場合は、ミッションを絡めての数え方だと「基」で、単なる数を示す場合だと「機」だそうです。
例文もつけてくれたので、そのまま載せます。
(例文)「同一軌道上ではスターリンクは12基で運用しています」
「今回SpaceX にはスターリンクは30機搭載されています」
という感じです。
そしてスペースデブリとなると壊れて使えなくなってしまうので、「基」から「機」になってしまうと。
スペースデブリは「機」「個」「片」と数える?
人工衛星は、使えなくなってしまったら「基」から「機」になってしまうということでしたが、スペースデブリをひとくくりに「機」というのは難しそうですね。人工衛星の形が残っているが使わなくなったものをデブリとする場合は「機」でよさそうですが、単なるスペースデブリであれば「個」。そしてぶつかって破片となったものは「片」などになりますね。とても、小さかったら「粒」とかもありえるのかな?
スペースデブリの数え方は、様々ありそうですね。