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レナード彗星が接近!肉眼で見えるか!?
※上の写真は11/29に撮影したレナード彗星です。
今年の春くらいに星空ラウンジ☆でも話題にして、期待していたレナード彗星。その頃はレオナード彗星と読んでいました。同じ彗星で、読み方が違うだけです。
stand.fmに収録しました
レナード彗星の概要について、音声でもお伝えできればと思い、スタンドエフエムに収録しました。もしよければお聞きください。
吉田さんの彗星予報ページ
春に話していたときは、まだ天文ニュースなどでもあまり取り上げられていなかったので、吉田さんの予報ページを見ていました。
吉田さんの予報ページ
もう見れるの?
12月に地球に最接近し、増光すると言われていて、肉眼で見えるほどになるのではないかと話題になっています。もう既に国内でも撮影されており、Twitterなどに写真がアップされていますので、検索すると出てくると思います。
肉眼で見るのはまだ難しそうですが、徐々に明るくなってくると思うので、11月段階では、望遠鏡や双眼鏡を使って見ると言ったところでしょうか。
東京荻窪天文台で撮影された様子
東京荻窪天文台は東京都杉並区にある私設天文台です。
11月20日、21日未明の C/2021 A1 レナード彗星。月食終わりの明るい満月と微かな雲があっても、十六夜の月があっても、東京の街の明るさにも負けることなく、順調に明るくなっているように見える。このまま突っ走ってくれるのか? 乞うご期待!#CometLeonard #彗星観察 pic.twitter.com/bYePI2kJmN
— 東京荻窪天文台 (@halley_7898) November 21, 2021
どのくらい明るく見えるの?
どのくらい明るく見えるか、肉眼で見えるくらいになるかというのは正直わかりませんが、予報では、4等級まで明るくなると言われています。
肉眼で見えると言われているのが6等級くらいまでなので、一応肉眼では見える明るさということになります。
月明かりが明るいとき、日の出や日没に近く、空が明るいときは見づらくなってしまいます。
レナード彗星の特徴
レナード彗星は、(C/2021 A1)という表現され、
C→非周期彗星(もう戻ってこない)
2021→2021年に発見された
A1→1月前半に発見された最初の彗星(1月3日発見) と読み取ります。
レナード彗星はとても速い速度で移動しており、秒速70kmくらいと言われています。
昨年のネオワイズ彗星が64km/sくらいだそうです。なので、星座の中をどんどん移動していくので、観測する日時によって場所が違うので注意が必要です。
アストロアーツのページ
どうやって探せばいい?
ステラナビゲーターなどの天文シミュレーションソフトを使うと詳細にわかると思いますが、スマホでは、VixenのComet Book (コメットブック)というアプリを使うと簡単にどの位置に彗星があるかを調べることができますのでおすすめです。
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