VIOを医療脱毛すると痛すぎるって本当?痛みを和らげる7つの方法
「VIOを医療脱毛したいけれど、痛みが心配」
「死ぬほど痛いって本当?和らげる方法はある?」
VIOを医療脱毛したくても、施術中の痛みが心配です。なるべく痛みを感じずに施術を受けたいですよね。
この記事では、VIOで医療脱毛する際の痛みについて解説します。
【この記事でわかること】
VIOを医療脱毛する際の痛みの強さ
医療脱毛で痛みが強い人の特徴
VIOの医療脱毛で痛みを和らげる方法
VIOを医療脱毛したいけれど痛みが心配な方は、ぜひ、最後まで読んでみてください!
VIOを医療脱毛する際の痛みの強さ
VIOを医療脱毛する際の痛みは、他の部位よりも強いです。
よく例えられているのが「輪ゴムにはじかれるような感じ」。
VIOは皮膚が薄く、神経も密集しているほか、骨にも近い部位。また、太く硬い毛が密集しているため、レーザーの影響が強く現れやすいのです。
特に痛みが強いと言われるのが、IラインとOライン。麻酔なしでは耐えられない方も多いです。
「Vライン」:腰骨のあたりから、正面に見える太ももの付け根
「Iライン」:女性器の横
「Oライン」:肛門回りの見えない部分でお尻は含まない
痛みが心配な方は、対策方法を知っておきましょう。
VIOの医療脱毛で痛みが強い人の特徴
VIOの医療脱毛で痛みが強い人には、特徴があります。
VIOを初めて脱毛する方
体調が悪い方
VIOに肌トラブルが起きている方
生理前後・排卵時の方
なぜ痛みが強いのか、それぞれ見ていきましょう。
VIOを初めて脱毛する方
VIOを初めて脱毛する方は、強い痛みを感じやすいです。
初回は太く硬い毛が密集しているほか、出力の調整も難しく、痛みを感じやすいのです。
回数を重ねると毛が細く少なくなるため、痛みは軽減されていきますよ。
初回は、施術への不安や緊張で痛みが強調されることもあります。深呼吸したり施術者と会話したりして、気を紛らわせましょう。
体調が悪い方
体調が悪い方や薬を服用している方が施術を受けると、痛みを強く感じるため注意が必要です。
風邪や発熱のときは免疫力が活性化し、痛みの感受性が高まる場合があります。また、炎症反応が増加し、刺激に対して敏感になりやすいです。
予約を入れているのに体調が悪い方は、施術を受けるかどうかを医師に相談してください。
【注意】
体調や疾患によって以下の薬を服用している方は、脱毛ができません。
抗生物質(テトラサイクリン系・フルオロキノロン系・サルファ剤)
抗真菌薬(グリセオフルビン・イミダゾール系)
抗ヒスタミン薬(プロメタジン)
抗精神病薬(フェノチアジン系・三環系抗うつ薬)
抗炎症薬(非ステロイド性抗炎症薬・COX-2阻害薬)
利尿薬(サイアザイド系・ループ利尿薬)
糖尿病薬(スルホニル尿素薬)
心臓病薬(ACE阻害薬・アミオダロン)
光線過敏症を引き起こす可能性があります。薬を服用している方は、施術前に必ず医師に相談してください。
VIOに肌トラブルが起きている方
VIOに肌トラブルが起きている方も、痛みを感じやすいです。
炎症や湿疹、かぶれやにきび
乾燥による肌荒れ
感染症やヘルペス
日焼け
VIOに肌トラブルが起きていると、皮膚が敏感になっています。脱毛の刺激で痛みを感じやすくなるため、注意が必要です。
炎症を引き起こしたり悪化したりする可能性もあります。心配な方は、施術前に肌の状態を診てもらいましょう。
生理前後・排卵時の方
生理前後や排卵時などは、痛みを感じやすいです。
生理前と排卵時は、ホルモンの影響によって肌が敏感になりやすい時期。施術時の痛みや炎症、かゆみなどが、強くなる可能性があります。
生理後の回復期も、まだ肌が敏感です。回復期とは、生理で失われたエネルギーがゆっくりと回復している時期。万全の状態ではなく、痛みを感じやすいです。
痛みに弱い方は、生理前後や排卵期(次の月経予定日の14日前)に脱毛するのを避けましょう。
【一言メモ】
生理で失われたエネルギーは、さまざまなものを指します。
血液
鉄分
ホルモンの変動
身体的ストレス
睡眠の質
生理が終わったあと、数日から1週間くらいかけてゆっくりと元に戻ります。
VIOの医療脱毛で痛みを和らげる方法7つ
医療脱毛の痛みを和らげる方法を知っておきましょう。
麻酔を使用する
蓄熱式脱毛機を選ぶ
しっかりと冷やしてもらう
タイミングを見極めて施術を受ける
VIOを保湿する
適切な自己処理を行う
市販の鎮痛剤を服用する
なるべく多くの方法で対策すれば、痛みを気にせず脱毛ができますよ。
麻酔を使用する
VIOの医療脱毛で痛みを和らげるなら、麻酔を使用しましょう。
医療脱毛は、出力を強いレーザーで発毛組織を破壊して脱毛をする施術。医師や看護師が行う医療行為に該当するため、麻酔を使用できます。
VIO脱毛で使用するのは、麻酔クリームや表面麻酔など。
皮膚に吸収されますが、適量で使用されるため安全性が高く、生殖機能への影響はありません。
特に痛みが強いIラインとOラインは、麻酔の使用をおすすめします。
【注意】
以下の方は麻酔を使用できません。
麻酔のアレルギーがある
特定の疾患(重い心臓病や肝臓病)にかかっている
特定の薬(心臓病薬や抗不整脈薬など)を服用している方
皮膚に感染症(ヘルペスなど)や炎症、傷や切り傷がある方
妊娠中・授乳中の方
心配な方や心当たりがある方は、医師に相談してください。
蓄熱式脱毛機を選ぶ
VIOを医療脱毛する際の痛みを和らげたい方は、蓄熱式脱毛機がおすすめです。
医療脱毛には「熱破壊式脱毛機」と「蓄熱式脱毛機」があります。
蓄熱式脱毛機は、熱破壊式脱毛機より肌への影響が少ないため、痛みが弱めです。痛みが少ない医療脱毛を受けたいなら、蓄熱式脱毛機を選びましょう。
【VIO脱毛におすすめの蓄熱式脱毛機】
ソプラノアイス・プラチナム
ソプラノチタニウム
メディオスター・ネクストプロ
ベクタス
ジェントルマックスプロ
ジェントルマックスプロプラス
適切な自己処理を行う
脱毛前の自己処理を適切に行わないと、痛みが強くなる場合があります。
知識がないまま自己処理を行ったり適当にやったりすると、長い毛が残ったり肌が傷ついたりします。結果、痛みが強くなるのです。
脱毛前に自己処理を行う際は、適切な方法でしっかりと行うことが大切です。
【正しい自己処理の方法】
「用意するもの」
毛をカットするはさみ
VIO対応のシェービング剤
カミソリや電気シェーバーなどの剃る道具
刺激がないスキンケア用品(VIO非対応でもOK)
「行うタイミング」
施術1~2日前
お風呂からあがって15分くらい経過したタイミング
「自己処理の方法」
はさみで脱毛部位の毛を1〜2mmの長さにカット(範囲より広めに剃っても問題なし)
シェービング剤を塗る
毛の流れに沿って、肌が傷つかないように優しく剃る(逆剃りはNG)
剃った部分を保湿する
※自己処理後に肌がチクチクした際は、以下のもので冷やしましょう。
氷や保冷剤を包んだタオル
冷たい水にぬらしたタオル
タイミングを見極めて施術を受ける
施術の痛みを和らげたいなら、タイミングを見極めて施術を受けることも大切です。
VIOを医療脱毛する場合、状況によって痛みを強く感じます。
生理前後排卵時
体調が悪い時
薬を服用している時
肌トラブルが起きている時
心配な方は、痛みを強く感じる時期を避けて脱毛を受けましょう。
契約前に、「キャンセル料」や「キャンセルができる期日」などを確認しておくことも大切です。
VIOを保湿する
医療脱毛の痛みを軽減したいなら、定期的にVIOを保湿してください。
VIOが乾燥すると肌のバリア機能が失われ、痛みの原因である肌トラブルが起こりやすくなります。また施術後にも肌トラブルが起きやすくなります。
医療脱毛の痛みを軽減したいなら、定期的にVIOを保湿しましょう。
VIOはデリケートな部位です。保湿する際は、VIO対応のスキンケア用品を使用してください。
しっかりと冷やしてもらう
痛みを和らげたいなら、施術前に、VIOをしっかりと冷やしてもらいましょう。
通常VIOを医療脱毛する際は、冷やしてからレーザーを照射します。しかし、冷却機能内臓のレーザーを使用したり麻酔を使用したりする場合、冷やす工程が省略される場合があるのです。
VIOを冷却しない場合でも、クリニックによっては頼めば対応してくれます。カウンセリング時にVIOを冷やしてくれるよう、頼んでおきましょう。
市販の鎮痛剤を服用する
市販の鎮痛剤を服用するのも、施術中の痛みを軽減する効果が期待できます。
一般的に推奨されている鎮痛剤は、以下のとおりです。
【非ステロイド性抗炎症薬】
イブプロフェン
アセトアミノフェン
ロキソニン
※どれくらいの痛みが軽減されるのか、効果は個人差によって違います。
また、完全に無痛にはなりません。
適切な量とタイミングで服用することが大切です。鎮痛剤で痛みを軽減したい方は、必ず医師に相談し、指示に従いましょう。
医療脱毛でVIOを行う際のよくある質問
痛みが強いほど脱毛効果が高いの?
「痛みの強さが脱毛効果に影響がある」ということはありません。
医療脱毛で使用する機種にはさまざまなものがあり、それぞれに特性があります。
「蓄熱式」「熱破壊式」それぞれで冷却機能に優れた脱毛機があるため、「痛みが強い=脱毛効果が高い」ということはありません。
VIOの医療脱毛は何回目くらいから痛みがなくなりますか?
3回目以降に痛みが和らぎ、5回目以降は痛みをほぼ感じません。
3回目から細い毛も増え、5回目には毛量も大分減ります。個人差によって違いますが、痛みが和らぐのは3回目以降の場合が多いです。
しかし、1回目や2回目に比べて軽減するだけです。心配な方は、麻酔や出力調整などの痛み対策を行いながら施術を受けましょう。
脱毛は死ぬほど痛いですか?
VIOの医療脱毛は強い痛みを感じやすいですが、死ぬほど痛いかどうかは、はっきりとは言えません。
皮膚が薄く神経が集中し骨にも近い、太く硬い毛が密集しているVIOは痛みが強いです。
しかし、痛みの感じ方は、肌の状態や毛質、皮膚の敏感さなど個人差によって違います。そのため、「死ぬほど痛い」かどうかは、はっきりとは言えません。
VIOの医療脱毛で痛みが心配なら痛み対策をしよう!
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
この記事では、VIOを医療脱毛する際の痛みの度合いや痛みが強い人の特徴、痛みを和らげる方法などを解説しました。
【この記事でわかったこと】
VIOを医療脱毛する際の痛みは強く、麻酔なしでは耐えられない方も多い
「初めて」「体調が悪い」「肌トラブルがある」「生理前後や排卵期」の方は痛みが強い
痛みを和らげる方法は「麻酔」「蓄熱式脱毛機」「冷やす」「タイミング」「保湿」「適切な自己処理」「鎮痛剤」の7つ
痛み対策は1つだけでも効果が期待できます。
しかし、個人差によっても違うため、なるべく多くの痛み対策を行いましょう。
痛みが少ない医療脱毛で、スッキリと清潔感があるVIOを手に入れてくださいね。