大若沢
同期のKちゃんと2人沢は、なんと、4年ぶり🥳楽しみです。
大若沢は元々水量の多い沢ですが、当日はさらに増量気味・・・流石のKちゃんも苦戦する滝、残念ながら巻いた滝もありました。また、師匠からは「とにかく下山を注意するように」との御言葉でした。
大若沢へ向かう橋は通行止の為、橋前の中津川林道沿いに駐車し、沢支度を整え、いざ出発しま〜す。(^∇^)ノ♪
大若沢休憩所の先はしばらく登山道を進み、左岸から枝沢が入った先で入渓。最初の滝、4m勘兵衛ノ滝は左から難なく登り、その次の7mの滝はKちゃんがロープを準備しましたが、右岸の水流脇をフリーで登れました。
上の写真のように2段に見えましたが、大釜を持つ3mと2条3mの独立した滝。手前の3mは左の水流際を登りますが、水流が強くて流石のKちゃんも途中で一歩が踏み出せず若干苦戦した滝。勿論私は、お助けロープを頂戴致しました。
その上の2条3mはするりと左を登れます。
しばらく歩き、6×8mの不動滝は右岸を滝上部までへつり、上部は水流際を登ります。不動滝を過ぎると金山沢出合。
金山沢出合の4mの滝を登ると、沢は右に曲がり、左からトイ状12mが勢いよく流れ落ちます。Kちゃんが状況を見に行き、右岸のリッジを登ります。
次のトイ3mはツッパリで・・・Kちゃんはひょいひょい登りましたが、私は2回程ツルっと😬危ない危ない!
ゴルジュの先は高い岩壁の中を小滝や美ナメが続き美しい。余裕が出来ると、下山の遊歩道はどこかと斜面を見上げながら歩きますが、なかなか見つからず、少々不安な気持ち…
左岸に水穴の滝がかかる枝沢を越えると、2段8m魚止の滝。左のテラスまで行けば登れると思いましたが、取り付きの水量に恐れをなして、Kちゃん、泣く泣く左岸を高巻きます。
次の6mナメ滝も上から見ると厳しそうなので、ナメ滝の先に懸垂下降で戻ることにしましたが、「やっぱり登れば良かった」と後で悔やむKちゃん😓でした。
次の直滝8mは右岸枝沢から小さく巻き、そして、次の小滝を登ると長滑沢との出合で本日のゴ〜〜〜ル!
先の不安と天候の心配から、ここまで休憩なし。昼食をとり、本日の核心の下山です。
写真のような歩きやすい所ばかりではありませんが、沢屋にとっては許容範囲の崩壊登山道でした。やはり、死亡事故が起きるとある程度は整備するのでしょう。合掌
大若沢休憩所近くまで下りた所で雨が降り出したので、休憩所で沢装備を解き、下山後は大滝温泉で汗を流し、ユーミンを歌いながら帰りました。完
山行実施日:2023.09.12
メンバー:K(L)、N(記録)
山域:奥秩父
山行形態:沢登り
コースタイム:駐車場(9:30)大若沢休憩所(9:36)金山沢出合(10:32)長滑沢出合(12:00)大若沢休憩所(13:35)駐車場(14:00)
地形図:中津峡
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