概要
あらすじ
作者コメント
長編2作目です。前作は群像劇だったのですが、こちらは主人公視点です。タイムリープを使わずに、徐々に「やり直せなくなっていく」運命に抗うSF的アプローチを考えました。
いつも現実からそう遠くない未来のトレンドを予測してモチーフに取り入れているのですが、執筆当時はスマートウォッチ・リストバンド等で健康に目を向ける消費者が多かったので、おそらくその次に睡眠がトピックになるだろう、というところから「睡眠管理アプリ」を主軸に置いています。
現代ではNFTゲームなど「Play to Earn」「Walk to Earn」アプリの流れで「Sleep to Earn」といったものが登場しており、睡眠あるいは睡眠に費やす時間を有効に活用できないか、簡単に言えばカネに替えられないか、という試みが海外でされています。
この小説では、主人公が睡眠管理アプリを通じ、睡眠中に見る夢を「運命を覗き見るツール」として考えるようになっていきます。
ぼくも印象的な夢を見たときは、起き掛けにスマホのメモアプリにできる限り状況を書くようにしているのですが、あとで読み返すと珍妙な設定が多いです。いつか正夢と等しい現実に出会ったときに「このことだったのか!」と感じてみたいです。
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