【著書の紹介】『マイ・スマート・ホーム』
概要
あらすじ
作者コメント
インディーズ・デビュー作です。合宿イベント『NovelJam2018秋』にて作家2名、デザイナー1名、編集者1名の4名で1チームを組成し、10,000字以内の小説を二泊三日で作り上げ、電子書籍出版するというある種クレイジーな取り組みで生まれました。
全8チームに課されたテーマは「家」で、そこから「人の帰る場所」というイメージを置き「では、現代人の形代といえるスマートフォンの帰る場所は?」という話を着想しました。連続ドラマの第一話になり得るように、その話は完結しつつも、連作があるのだろうな、と予感させる作りにしています。
まだこの頃は「自分の作家性とは何か?」と問われても、答える術をもっていなかったのですが、その後に執筆、出版、連載している小説どれをとっても、通底しているものがあり、そしてこの作品にもそれは表れています。
現代社会と地続きの将来世界を舞台に、煮え切らない選択ばかりする人間の姿を、ITやIoTという鏡に映して描く。そういうことだと思っています。
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