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第1回京都eスポーツカンファレンスに参加してみた

先日、京都で行われたeスポーツカンファレンスに参加してきた。京滋に済む者として、やはり京都の動向は気になっているのだ。


簡単なまとめと当日の動画はNHK京都にて情報が上がっているので、こちらも見てほしい。


当日の内容

基調講演
日本eスポーツ連合の取り組みについて
一般社団法人日本eスポーツ連合 副会長 浜村 弘一 氏

パネルディスカッション
 テーマ:企業としてのeスポーツとの向き合い
 コーディネーター:京都eスポーツ協会 会長 堀川 宣和
 パネラー:株式会社スポーツタカハシ 専務取締役 高橋 勇多 氏
      株式会社よしもとスポーツ 山本 英二郎 氏 
      株式会社CYLOOK 代表取締役社長 甲山 翔也 氏
      一般社団法人日本eスポーツ連合 副会長 浜村 弘一 氏

エキシビションマッチ
プロゲーマー同士による対戦と実況を実際にご覧いただけます。
出演者:小路KOG選手(スサノオ)ほか

引用元:第1回京都eスポーツカンファレンス ~京都におけるeスポーツとビジネス~

当日の内容は上記の通りである。内容やパネルディスカッションのテーマについて自分なりにまとめた部分もあるので、そこはご容赦願いたい。


基調講演

世界、日本国内の事例を豊富に上げながらいかにもeスポーツが盛り上がっているかという点を強調していた。

話の中で面白いなと思ったのは2点。

1.eスポーツのオンライン視聴者は2億1000万人とされており、うち60%(1億2000万人)弱が東アジアである。

2.千歳空港に常設のeスポーツブースができる(らしい)


パネルディスカッション

テーマ:ビジネスxeスポーツの現状(=儲かっているか)

●スポタカ
・現状は儲かっていない
まちの課題解決 x まちを「eスポーツ」で繋げることを念頭に、1.店舗でのスポタカ杯、2.BANPAKU杯、3.勉強会をしている。短期できてはなく中長期で考えており、万博へ向けて5年ほどのスパンでの利益化を考えているとのこと。一企業単体ではなく、「まち」での利益を考えているところが特徴的でした。

●よしもとエージェンシー
・投資段階
現状、eスポーツには「興行」・「チーム」・「マネジメント」という3つの領域で関わっている。2018年よりeスポーツ事業に参入すると、これまでゲーム好きをうたっていた芸人たちが「東京ゲームショー」へとこぞって声を掛けられるようになっという副次効果もあるという。2017年以前には全く呼ばれなかったので、これが大きな変化と言える。

●株式会社CYLOOK
・赤字から黒字への転換点にいる
「スタートアップ」でのチーム運営を行なっており、何十名も選手を抱えている。様々な点からマーケティングの対象となるチームというのが印象的。



テーマ:京都でeスポーツをビジネスでやる上でのメリット

・地域への愛着、つまりはブランド力。「老舗」の多い京都だからこそ、応援してくれる人がいるのではないか。

・学生が多いというところ、挑戦する姿を見せていくところ。

・ユニフォームを通じて文化を発信する、例えば着物柄のユニフォームで海外にいくとか

・圧倒的な観光資源を所有していること。特に「任天堂」というブランドが京都にあることは、世界中から羨望の対象となりうる。


テーマ:今後eスポーツに参入してくる企業は

・求人系。若い人が自然に集まってくるeスポーツには、求人媒体は放っておかないと思う。

・いきなり自社事業として参入するのはリスクなので、チームなどへのスポンサードからeスポーツを知り、自社事業で行うといった流れができるのではないか

・テレビではアプローチできない若者へ、キャリア系、食(お菓子やピザなど)などの企業参入が増えてくるのではないか


最後のメッセージとして

「全ては選手から始まる」

というメッセージが心に刺さりました。


スポーツでもアスリートファースト(選手が第一)という言葉がありますが、ゲームでもプレイヤーファーストなのは間違いないでしょう。


京都eスポーツ協会の今後の動向

京都eスポーツ協会の会長さん、副会長さんの話をまとめて、今後の京都eスポーツ協会の動きを書くと・・・

・カンファレンス開催:2020年5月、8月、11月、2021年2月
・大会の実施:2020年9月、2021年3月(2,000人規模)
・企業対抗戦を行なっていきたい

みたいなことを言われていました。





以上です。

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サワリョー@回遊する富山人
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