世紀の大発見か?〜文献を覆す史料の発見〜
3/15、栃木県小山市の天翁院というお寺へ伺った。当寺院は、去年の春に板碑の調査を行った。その際、当寺院の住職からこのようなことを聞いた。「巨大五輪塔があるはずなんだか、今はない」。五輪塔というのは宇宙を構成している五つの要素、「地」、「水」、「火」、「風」、「空」を表す供養塔や墓石を指し、インド発祥で日本には、平安時代に伝わったものである 。その無くなった五輪塔だが、江戸時代までは確実にあったようだ。江戸時代の街道絵図にしっかりと巨大な五輪塔が描かれている。しかし、廃仏毀釈