火タイプの性格は羊の習性に似ている
羊の習性を示した言葉に「1頭の羊を捕まえるよりも100頭の羊を捕まえる方が簡単」というものがあります。
羊は群れで行動し、1頭では臆病で逃げ回りますが仲間といると安心して逃げ出さなくなるのが特性なのです。
また、群れにはリーダーやボスは存在せず、誰かが動くと皆が動く協調性の高さこそが羊の習性であり火タイプの特徴となります。
火タイプは基本的に仲間意識が強く、上下関係よりも横並びの関係を好みます。
羊の群れる習性は温厚で臆病な性格ゆえですが、消化力の強さから様々な草を食べられるので割とどこでもやっていけます。
そのため高原や山岳地帯、海岸や砂漠などさまざまな地域で飼育されています。
火タイプも色々な所に適応できるタイプなので、皆と一緒なら新しい場所に行く事を恐れません。
短い草や木の芽なども食べることができたり、エサがほとんどない冬季には身体に脂肪を蓄えて乗り切ったりと器用なタイプです。
体毛の量が多いので寒さには強いですが、高温多湿には弱い面があります。
食肉としての出荷期間は短く脂質がたっぷりで美味しいのも羊の特徴で、火タイプも成長が早く割と体格の良い人が目立ちます。
羊はケンカをするのにも特徴があり、双方が後ずさりして一定の距離を置いたら同時に突進して頭突きをします。
何事も正々堂々と挑戦したがるのも火タイプの特徴で、負けたとしても運命を素直に受け入れられるタイプなのです。
羊は我慢強いので病気になってもなかなか弱っている様子を見せず、火タイプも我慢強くて倒れるまで頑張ってしまうタイプです。