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報酬で知る自分の体質
あなたはどんなことで喜びますか?
自分にとって一番の喜びは何か?
これは分かっているようで意外に分かっていません。
例えば筋トレを始めて見た目の変化に喜ぶ人もいれば、疲れにくくなったという事実に喜ぶ人もいます。
美味しいケーキをご褒美に頑張れる人もいれば、どこかに遊びに行くことを楽しみに頑張れる人もいます。
人によってはケーキぐらいと思うでしょうし、疲れているのに休日に出かけたくないという人もいます。
これは体質によって分泌されやすい幸せホルモンによって決定されるのです。
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気(代謝)が高い人ほど疲れているときでも遊びに行きたがります。
血(栄養)が高い人は美味しいものが最高のご褒美です。
津液(水分)が高い人は温泉などでゆったりすることがご褒美と感じます。
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①ドーパミンのタイプ
ドーパミンは欲を満たしたときに放出されるホルモンで、意欲や集中力を高めます。
意欲や集中力が高まることで情報処理が上手くなり、社会生活を上手に振る舞えるようになります。
そのためドーパミンタイプは学習意欲が高くてポジティブです。
そんなドーパミンは目標をたてて達成したり、好きな音楽を聞いたりすると分泌が増えます。
②βエンドルフィンのタイプ
βエンドルフィンは脳内麻薬とも呼ばれるホルモンで、βエンドルフィンが分泌されると強い多幸感を感じます。
また異性に対して魅力的な行動を誘発するホルモンでもあるので、βエンドルフィンの分泌が優位な人は魅力的です。
そんなβエンドルフィンは美味しいものを食べたり笑ったりしたときにも分泌されますが、鎮痛剤としても使われるホルモンでなのでケガをした時にも分泌され心身の苦痛を和らげる効果があります。
スリルを感じたり激しい運動をしたりした時にも分泌され、ランナーズハイなどを引き起こすことでも知られています。
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③セロトニンのタイプ
セロトニンは心を安定させて将来の報酬を期待して耐えて待つことを可能にするホルモンです。
セロトニンは睡眠ホルモンのメラトニンの原料となるので、セロトニンが十分だと快適な睡眠が可能となり頭が冴えやすくなります。
トリプトファンが原料となり、男性の方が女性よりも多く分泌されることが分かっています。
消化管などの機能を調節し、ドーパミンやノルアドレナリンの分泌も調節し精神的な安定感を与えます。
セロトニンの分泌は15歳までがピークで年齢とともに減少し男性は女性の1.5倍分泌され、腸内環境を整えることで分泌量が増えます。
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④オキシトシンのタイプ
オキシトシンは人との関わり合いやスキンシップなどで放出され、愛情を豊かにして幸せを感じるホルモンです。
また、普段から人に感謝することで分泌が増え、オキシトシンの分泌が増えると他人との交流に積極的になりストレスに強くなります。
このオキシトシンの分泌量が増えると寿命が延びることも分かっており、普段からボランティア活動などをしている人ほど分泌されます。
心地よい運動や音楽などでも分泌が増え、ストレスホルモンであるコルチゾールを調節するので社会的ストレスに強くなります。
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