整体の奥義を孫子の兵法から学ぶ⑤:勢編の秘訣と身体の調和に迫る
今日も歴史好きの整体師である澤楽が孫氏の兵法から整体の極意を学んでいきます。
整体院には様々な症状に悩んでいる人が訪れます。
頭痛や腰痛、へバーデン結節などの悩みから、機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群、副腎疲労などと様々です。
これらの症状を解消できるのは、問題となっている所がどのような状態なのかを特定できるからです。
逆にどんな症状でも問題点を理解できない限りは、どれ程に優れた技術を持っていても思うように症状を解消できません。
世間一般では腕のある整体師は特別な技術を有していると思われがちですが、腕のある人ほど基本的な施術を多く用います。
昔から続いている技術は、地味で基本でありながら奥義とも言えるものが多くあります。
ですが、有名になるのは見た目が派手だったり、ちょっと変わったことをしたりする技術です。
本当に優れた技術とは見た目に違いが分からなかったり、受けている人も特別な感覚は無かったりします。
それでも結果には大きな違いあるのが優れた技術なのです。
身体の悩みが解決される時というのは、身体の自然治癒力が悪い所を押し流してしまうのです。
逆に悪い所が強ければ、流しきれずに揉み返しなどが起こって余計に症状が悪化することもあります。
身体の流れは強い方が良いのですが、理想の状態は流れが強くなくても悪い所が流れていく身体です。
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