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五行色体表の五化は人生のステージを現す!
陰陽五行の五化は四季ごとの性質を現し、「生・長・化・収・蔵」の五つに分かれます。
「生」とは春の時期に多くの芽が出てくる様子です。
多くの芽は踏まれてもめげずに成長し、一人前になるまで苦難をものともせずに突き進みます。
何度、失敗してもめげずに頑張れるのは、15歳くらいまでの子供の能力です。
大人になるほどに失敗を恐れるようになるのは「生」の能力が失われていくからです。
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「長」は夏の時期に花が咲き乱れる様子を現します。
多くの植物は夏の太陽の光を受けてぐんぐんと育ち、周りと競い合うように咲き乱れます。
他人と競い合い、勝ったり負けたりを繰り返しながら上を目指せるのは15~30歳くらいの特徴です。
この時期は自分の得意分野を伸ばしながら花開く日を夢見て頑張れます。
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「化」は残暑の頃に台風が増えたり、昼間と朝晩の気温差が大きくなったりと変化が激しくなる時期を現します。
年齢で言えば25~35歳くらいで転職や結婚などで生活がガラリと変わりやすい時期になります。
自分は変わっていないつもりでも、自分を取り巻く環境が変わることであたふたとします。
こんな時期だからこそ変化には柔軟に対応するために、「化」という文字が当てられているのです。
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「収」とは作物が実り収穫する秋を指し、栄養を作る必要のなくなった葉は落ちていきます。
年齢で言えば30~45歳くらいの時期で、自分にとって必要なものは何かを見つめる時期になります。
自分にとって必要なものを見極めて、不要なものは断捨離することが求められます。
不要なものを切り捨てるのは、本当に必要なものにエネルギーを集中させるためでもあります。
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「蔵」は種となって土の中で冬の寒さに耐え、次に芽生える春を待っている冬の時期を指します。
年齢で言えば45~60歳くらいで、子育てや仕事も含めて次の世代にバトンを渡すことを考え出す時期です。
自分のことだけでなく、次の世代のことも視野に入れて耐えることも増えてきます。
ですが、耐えるというのは次に来る春を待つ大切な「蔵」の時期なのです。